随分長いことかかっていたMX-P50M(リニアアンプ)用のローパスフィルターがようやく完成しました。
というか、本当は少し前に完成していたのですが、測定が上手くいかず確認に手間取りました。

経緯(過去記事)
1/27
MX-P50M リニアアンプ リニアアンプMX-P50Mが気になる。
2/9
40dB RFカプラー (スプリアス測定用に製作)
2/10
ハズレかな?(MX-P50M到着。かなりスプリアスが出ていました。)
3/21
MX-P50M(リニアアンプ)のスプリアス(内蔵ローパスフィルターのリレー交換するがスプリアス変わらず)
3/30
OSA 103 Mini(ハイバンドのスプリアスも見れるようにOSA 103 Miniを入手)
4/7
ローパスフィルター製作(失敗編) (ロータリースイッチがいけなかったのか失敗)
4/14
内蔵ローパスフィルターの検証(LCの値変更計画)
4/21
MX-P50M内蔵ローパスフィルター見直し(LC値の変更失敗)
4/27
ローパスフィルター(もう少し)外付けローパスフィルターの制作2(21MHz、28MHz以外は問題なし)
5/2
ローパスフィルターの続き(外付けローパスフィルター定数変更)
5/18
ダミーロードが原因? (測定用ダミーロードの容量不足に気づく)
6/3
ダミーロードの制作(50W対応ダミーロードの作成)
随分と紆余曲折がありましたが、新しく作ったダミーロードを使ってスプリアスを測定してみました。
各バンドフィルター有りと無しの比較です。
■3.5MHz■

フィルター無し

フィルター有り
3.5MHzは元々MX-P50M単体で基準をクリアしていますが、フィルターを入れることでさらに抑えられています。
■7MHz■

フィルター無し 35MHz辺りにガッツリ出てます。

フィルター有り 基準内に収まりました。
■10MHz■

フィルター無し 20MHz、30MHzでガッツリ出ています。

フィルター有り 綺麗さっぱり無くなりました。
■14MHz■

フィルター無し 一応基準内に収まっています。

フィルター有り さらに綺麗になりました。
■18MHz■

フィルター無し 3倍4倍高調波が出ています。

フィルター有り 綺麗に無くなりました。
■21MHz■

フィルター無し 一応基準内には収まっています。

フィルター有り 綺麗になりました。
■24MHz■

フィルター無し 3倍高調波がガッツリ出ています。

フィルター有り 基準内に収まりました。
■28MHz■

フィルター無し 59MHz辺りにガッツリ出ています。

フィルター有り 綺麗になりました。
素人がわけも判らず試行錯誤しながらやっていたので半年近くも掛かってしまいました。(^_^;)
ボチボチ保障認定の方もプッシュしてみましょうかね。
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