昨日SOTA運用に行ってきました。
今回は大阪府豊能郡豊能町と京都府亀岡市の境界にある鴻応山(こうのやま)679mです。
この山は昨年末にも訪れておりますが、冬場狩猟用のワナがたくさん仕掛けられている山です。(
過去記事参照)
登山口は何か所かありますが、山の北側、西別院方向は車を止める場所が見当たりません。いつも山の西側のR423牧交差点を東に入り、細い車道を進んでいった先にある登山口から登っています。ここは林業用の作業スペースがあり、いつもおじいさんが作業をしておられます。一声かければ気兼ねなく置かせていただけますが、勝手に置くと後で怒られますのでご注意ください。
ここからだと山頂まではゆっくり登っても45分程度で着きます。
バスで行くのであれば国道のバス停から直接登っても山頂まで1時間もかからないと思います。

登山口を入ってしばらくすると道が廃道になりかけており、注意しないと道を見失いかねないので地図とコンパスまたはGPSなどで頻繁に確認しながら登らないとあらぬ方向へ迷い込んでしまいます。特に高さ2mほどの笹藪を進むときは道の両側からだけでなく真ん中にも笹が生えていますので、道かどうかも分からないところが多いです。
笹藪を抜けるとほっと一息つけますが、道が全く見当たりません。大体の方角を見当つけて左寄りに進んでいくと登山道を発見できますが、倒木だらけで真っ直ぐ進めません。倒木を迂回したり潜ったりしながら10分ほどするとようやくまともな登山道になります。
山頂は比較的広く7MHzまでならフルサイズのダイポールを展開できます。また、前回も今回も一日誰も登ってきませんでしたので気兼ねすることなくアンテナを張れます。

登山口です。写真の真ん中に写ってる古いお釜が目印。お釜の左側から右上に延びる坂を上っていきます。

フェンス沿いに登っていきます。

笹藪です。所々道が無くなります。

笹藪を抜けたところです。しっかり覚えておかないと帰りに笹藪への入り口が判らなくなります。

笹藪を抜けたところです。登山道が見当たりません。GPS頼りに方角だけ確認して進みます。

倒木だらけで難儀します。

山頂の様子です。比較的広く誰も来ないので気兼ねなくアンテナを展開できます。

山頂にはこの三等三角点しかありません。

本日のシャックです。

無線機の向こうに立っている木の枝(高さ約5m)に給電点を引っ張り上げてダイポールを展開しています。
この日は朝8時過ぎから運用開始。
午前中アメリカ西海岸とのパスが良かったようで21MHzでWから続けて呼ばれましたが、いつも呼んでくれるオーストラリアからは全く呼ばれませんでした。9時を回って14MHzに変更、沖縄のQRP局と8エリアから各1局とWから1局のみ。
つけっぱなしにしていたハンディー機からSOTA運用のアナウンスが聞こえ、NR-057とS2S。
お昼過ぎになってようやくいつも呼んでくれるVK局と交信できましたが、オーストラリアとのパスが良くなったのはこの時だけだったようで、その後2時間近くあちこちのバンドでCQを出し続けましたが、QSOできず14:30にQRTとしました。
昨日の交信
7MHz SSB 2局 JA2局(内S2S 1局)
14MHz CW 3局 JA2局、W1局
21MHz CW 5局 W3局、VK2局
24MHz CW 2局 JA1局、VK1局
433MHz FM 3局 JA3局(内S2S 2局)
スポンサーサイト