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KX2用(10W対応)EFHWチューナー

KX2用にEFHWチューナーを作り直しました。これまで使っていたポリバリコンのチューナーだとMAX5Wだそうで、10W出すにはもう少し耐圧の高いバリコンが必要との事。
少し前に作っていたのですが、実際にエレメントを張ってみてちゃんと使えるか確認してからブログにUPしようと思っていたので、今日まで作りっぱなしで置いていました。

で、今朝からギボシ接続で28MHz~7MHzまで使えるようにエレメントを張って調整を始めたのですが、最初の28MHzでいきなりつまづきました。いろいろ調整していると1/2波長の1.47倍の長さで同調しました。なんで?
頭の中で原因を探してみたところ、コイルの巻き数が少ないのではと思い、チューナーをばらしてコイルをまき直し、一から組み直したところ正常に動作するようになりました。
(詳細はごちゃごちゃしていて読むのが面倒だと思いますので下の方に書いてあります。興味のある方はどうぞ)

基本的には以前作ったチューナーと同じJA7QIL局のコピーですが、バリコンはミゼットの150pF耐圧150V、使用するコアも一回り大きなT-68-6に変更しました。このままではローバンドに対応できないので150pF耐圧2kVのコンデンサを切替スイッチで並列接続できる様にしました。
(当初はSWRインジケーターを組み込んでいたのですが、動作がイマイチだったので取っ払ってしまいました。)
EFHW10W/完成

EFHW10W/回路図
回路図はこんな感じです。(図面の書き方の基本を知らないので、間違った表記になっていたらごめんなさい。)
T68-6に0.65mmのポリウレタン銅線を20回巻き。4ターンのところにタップをとっています。

EFHW10W/組込
実際に組み込んだ状態。ケースはタカチのSW85

EFHW10W/150pF
150pF並列接続用のスイッチです。コンデンサはスイッチに直接ハンダ付けしました。

EFHW10W/比較
これまで使っていた5W用のEFHWチューナーと比べるとかなり大きくなりました。

エレメント調整ですが、釣竿を立てて地上から1.2mほどのところにチューナーを設置、エレメントを釣竿にゆるく巻きつけながら上げていき、はみ出す部分はそのまま斜めに引き下ろしています。
28MHzから順番にエレメント調整。1/2λの電線でもほぼSRW1.0でしたが、インピーダンスが若干ずれていましたので、少しずつカット。短縮率98.5%程度で50Ωドンピシャになりました。
ただ、7MHzだけなかなかSWR1.0 50Ωにならずカットを続けていると短縮率98%を割り込んでしまい、なんでかな?とエレメントを見るとエレメントの先が地面すれすれになっているので地面の影響を受けているのでは?と思い、立木を利用してエレメントの端を地上高1m程に上げてやるとSWRがストンと落ちて、インピーダンスも50Ωになりました。

10WEFHW/エレメント
全長20.55mのエレメント。フジクラのKIV0.75SQを使いました。そこそこの重量です。もっと細いエレメントの方が良かったですね。



〈ごちゃごちゃした詳細〉

・コイルの巻き数
これまで使用していた5W用のチューナーのトロイダルコイル(T50-6)の巻き数は22ターン(1.94μH)だったので、T68-6で同じインダクタンスにするには約20ターンだそうです。(ここのサイトを利用しました。)
実際に20ターン巻いてみて、LCR計で測定したところインダクタンスが少し高めで、19ターンにしたらいい感じの数値になったのでそのまま19Tで使用。

・コイルのタップ位置
タップをとる位置もJA7QIL局の回路図では3Tのところになっていますが、以前の5W用チューナー制作の際は28MHzで同調できなかったので4Tとしていました。今回もハイバンドが心配だったので5Tとしていました。

以上の状態で今朝から四苦八苦していましたが、コイルの巻き数は元々の計算通り20ターンとし、タップ位置は4ターンとして再度組み直したところ無事解決しました。
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コメント

フロートバランの巻数

こんばんは。

フロートバランですが、「トロイダルコア活用百科」によれば、伝送路インピーダンスの60倍が目安だそうです。50Ωに対してなら3kΩとなります。

リンクのあったトロイダルコアの計算サイトで計算してみると、FT82-43だと7MHzで3kΩを超えるには13回巻きと出ました。

ちょっと気になったので。

Re: フロートバランの巻数

jh4vajさん
コメントありがとうございます。
あまり難しい事はわからないのですが、下記ののサイトを参考にしています。
これまでもGPやDPなどで使っていますが、大丈夫のようですよ。
http://mk1502.web.fc2.com/sokuteiki/barun.htm

No title

インピーダンスを高めることでバランの前後をアイソレートします。巻数が少ないとインピーダンスが低くなるためアイソレーションが悪くなります。
アンテナが機能しないわけではないので、実際に使ってみて、問題ないようなら、それでいいのだろうと思います。

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プロフィール

かつお

Author:かつお
3.11震災を機にアマチュア無線を始めました。
私立文系出身、事務方サラリーマンなので理屈は分からないですが、「とりあえずやってみる」であれこれ実験して遊んでます。