チューナーのフロートバラン
- 2017/05/27
- 20:53
以前からVCHアンテナで運用している際、18MHzから上のバンドで送信を続けているとSWRが悪化するのでなんでかな~?と思っていました。
私のVCHアンテナ(過去記事)は7~28MHzで使えるように18MHzから上のバンドはグランド側のエレメントを外して短縮EFHWのように使用しており、当然そのままでは同調しないのでチューナーを使っているのですが、同軸ケーブルにコモンモード電流が乗ってSWRが不安定になります。その為、チューナー内にフロートバラン(CMF)を入れていたのですが、連続送信するとこいつがかなり高温になっており、触るとアッチッチになっていました。
なのでフロートバランを取っ払ってしまい、コモンモード対策には長めの同軸ケーブルをぐるぐる巻いておけば何とかなるかな?と思いやってみましたが、チューナーの同調範囲が変わってしまいました。
仕方ないので少し大きめのトロイダルコアで再度フロートバランを作って入れてみたところ問題なく動作するようになりました。

元のフロートバラン(FT50-43トロイダルコアにツイストしたエナメル線を5ターン)
ダイポールで使っている分には全く問題ないんですけどね。電圧給電と電流給電の違いなんでしょうか。
(このチューナーはポリバリコンで作っているので送信出力5Wまでです。)

FT82-43に変更 発熱は無くなり快適に運用できるようになりました。
で、KX2を購入した際、10Wに対応できるようにEFHW用のチューナーを作ったのですが、このチューナーにもFT82-43を使っています。

これまで基本的に5W運用ばかりで、タマに10Wを短時間運用する程度だったので気にもしていなかったのですが、FT82-43ではたして10W連続送信に耐えられるのか疑問に思い、本日実験したところやはりかなり高熱になりSWRが悪化しました。
こちらも何等か対策しないといけません。
パワーを上げると何かと大がかりになって大変ですね。
私のVCHアンテナ(過去記事)は7~28MHzで使えるように18MHzから上のバンドはグランド側のエレメントを外して短縮EFHWのように使用しており、当然そのままでは同調しないのでチューナーを使っているのですが、同軸ケーブルにコモンモード電流が乗ってSWRが不安定になります。その為、チューナー内にフロートバラン(CMF)を入れていたのですが、連続送信するとこいつがかなり高温になっており、触るとアッチッチになっていました。
なのでフロートバランを取っ払ってしまい、コモンモード対策には長めの同軸ケーブルをぐるぐる巻いておけば何とかなるかな?と思いやってみましたが、チューナーの同調範囲が変わってしまいました。
仕方ないので少し大きめのトロイダルコアで再度フロートバランを作って入れてみたところ問題なく動作するようになりました。

元のフロートバラン(FT50-43トロイダルコアにツイストしたエナメル線を5ターン)
ダイポールで使っている分には全く問題ないんですけどね。電圧給電と電流給電の違いなんでしょうか。
(このチューナーはポリバリコンで作っているので送信出力5Wまでです。)

FT82-43に変更 発熱は無くなり快適に運用できるようになりました。
で、KX2を購入した際、10Wに対応できるようにEFHW用のチューナーを作ったのですが、このチューナーにもFT82-43を使っています。

これまで基本的に5W運用ばかりで、タマに10Wを短時間運用する程度だったので気にもしていなかったのですが、FT82-43ではたして10W連続送信に耐えられるのか疑問に思い、本日実験したところやはりかなり高熱になりSWRが悪化しました。
こちらも何等か対策しないといけません。
パワーを上げると何かと大がかりになって大変ですね。
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