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同軸ケーブルの減衰量

山岳運用をするにあたって装備の軽量化は重要なことですが、同軸ケーブルに関してはこれまで3D2Vを使っていました。
他の山岳移動局は1.5D2Vなどかなり細い同軸ケーブルを使っておられる局が多い中、3D2VにこだわっていたのはSOTA運用をしていると時折海外の山頂でSOTA運用している局から呼ばれることがあり、QRP同士でのDX交信でノイズギリギリの信号を捉えるためであり、できるだけ信号が減衰しない方が良いと思っていたからです。(さすがに5Dは重たすぎて持っていけませんが。)

同軸ケーブル/特性
このデータはいつも利用させていただいているヤオイデ電気さんのページから引っ張ってきました。

3D2Vと比べて1.5D2Vの減衰量は2倍ほどになります。自宅で使っている5D2Vと比べると3倍近くなります。
10mの同軸であれば30MHzで比べると
 3D2Vの減衰量が 0.77dB に対し 1.5D2V は1.55dB
 重量は逆に3D2Vが480g に対し 1.5D2V は140gと格段に軽くなります。

よく、短波帯であれば減衰量は大したことないと聞くのですが実際はどうなのか。
カタログデータでは1.5Dまで細くなるとかなり減衰するようですが本当に大したことないのか?
ただ、最近は加齢に伴い聴力も衰えているので(モスキート音など全く聞こえない)こだわる必要があるのか疑問にもなってきました。
もし本当にあまり差が無いのであれば、ゲインの稼げるダイポール用の長い同軸は1.5D2Vに変えようかと思いましたが、その前にちょっと実験してみました。
(実験と言っても耳で聞き比べしただけですけど・・・。)

同軸ケーブル/同軸ケーブル
左:1.5D2V  右:3D2V

同軸ケーブル/比較
かなり太さが違うので重量も全然違います。

〈実験〉
自宅庭ではダイポールを張れるほどのスペースが無いのでVCHアンテナを立てて聞き比べしました。
同軸ケーブルはそれぞれ
 1.5D2V:10m(今日届いたばかりの新品)
 3D2V:11m(新しいダイポール用にと準備していた未使用品)
で、3D2Vの方がわずかに長い分不利な状態です。

早速比較テストです。まず、比較的減衰量の少ない7MHzで聞き比べてみました。

・・・・ん? 3D2Vの方が明らかに明瞭、且つ信号も大きく良く聞こえます。
Sメーターが全く振れない微弱な信号では3D2Vにしたからと言ってSメーターが振れるわけではないですが、耳に感じる信号強度は明らかに強くなっていました。
また、1.5D2VでS2程度の振れの信号は3D2Vに変えるとS3まで振れていました。
10MHz、14MHz と比較してみましたが、やはり3D2Vの方がいいですね。
尚且つ、1.5D2Vは低音がカットされている様に感じました。

という事はやはりノイズすれすれの信号を捉えようとするなら、太い同軸の方がよさそうです。
大した差でなければ1.5D2Vに変えようかと思っていましたが、これだけ違うとなると頑張って重たい同軸持って上がるしかないかな。
(あくまで私の耳で聞いた感想です。)
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プロフィール

かつお

Author:かつお
3.11震災を機にアマチュア無線を始めました。
私立文系出身、事務方サラリーマンなので理屈は分からないですが、「とりあえずやってみる」であれこれ実験して遊んでます。