6m ダイポール
- 2018/03/21
- 21:14
今朝は3時頃、雨音で目が覚めました。
天気予報通り、今日は一日雨なのかなと思っていましたが、単なる雨だけでなく暴風雨になりました。
午前中いっぱい外に出られないような風雨でしたので、アンテナ作って遊んでいました。
少し前からSOTAのReflectorに赤道横断伝搬(Trans-Equatorial Propagation)の実験をやろうよと書き込みがあります。
経験的に春分の日や秋分の日辺りのコンディションのいい時期には6mでオーストラリアやフィジー等と繋がったこともあるのですが、これが赤道横断伝搬なのでしょうかね?
理屈はよく判りませんが、面白そうなのでハイバンドでの運用を意識して移動運用をしてみようかと思いますが、折角なので普段ほとんど出ない6mもやってみようと思いました。
随分以前にJH0CJH局のホームページを参考にV型のダイポールを作りましたが、山岳移動を意識して作っていなかったのでバランも市販のかなり重い物です。この際なので作り直すことにしました。

以前作ったダイポールの給電部です。アンテナをグルグル回してもエレメントが落ちてこないように90°のV型にしています。

後ろ側に市販のデカいバランを使っています。

当時のセットです。嵩張るし、5mのグラスファイバー製のケーブルフィッシャーが結構な重量です。
V型にするとエレメントを支える板が必要になるので、よりコンパクトで軽量化するため、JH0CJH局と同じ水平ダイポールにすることにしました。
折角なのでMMANAでV型と水平型の特性を見てみました。
基本的にDX狙いなので打ち上げ角を低く、ゲインを最大にするため、給電点の高さは約1/2λです。
先ず、V型から

パターン図を見るとなかなかよさそうです。打ち上げ角:27°、ゲイン:7dBi

90°回してみると・・・ん?
よく判らないので3次元で見てみると

真上から見た図。

斜め上から見た図。
パターン図は切り取った高さの断面なので8の字に見えたり楕円に見えたりしていますが、実際の所サイドの輻射もあって、エレメントの中間位置辺りの高さ部分だけ輻射が弱くなっているみたいです。
とは言え、実際の運用では通常のダイポールの8の字特性と比べて差が判るかというとほとんど判らない気がします。
給電点の高さは1/2λより少し低い2.7m程度がいいみたいです。
次に今回作成しようとしている水平ダイポールです。

綺麗な8の字になっています。
打ち上げ角:26.1°、ゲイン:7.8dBi だそうです。
3次元図では

給電点辺りの真上方向に少し不要な輻射が出ていますが、今回ポールとして使用するスーパースリムフィッシャーを3m程度の高さに合わせると3.16mになり、少し高めになっている為です。
という事で、本日朝から制作にかかりました。
エレメントは前回作ったものをそのまま流用して、給電部のみ作成します。
但し、少しでも軽量化したいのでバランは使用せず、エレメントに直接給電できるように単なる給電部とします。
ごちゃごちゃとパーツを入れている箱をあさると、タカチのケースがいくつか出てきました。

一番小さい物をチョイス

ケース加工。なかなか上手くなりません。(汗

ここで問題発生。ボルトが入りません。(汗

穴を少しだけ削り、なんとか収まりました。

両サイドに出たボルトにアルミパイプのエレメントを差し込むのですが、エレメントを真横に突き出すと、自重で斜めに下がるだろうなと思い、ボルトを締める際、ワッシャーを一枚かませて斜め上に向くようにねじ込みました。

給電部の完成です。

裏側はこんな感じです。ケーブルフィッシャーの先の金具にねじ止めします。

こんな感じで大きめのワッシャーでケーブルフィッシャーの金具を挟んでいます。
ネジは蝶ネジだと引っかかりそうだったのでローレットネジを使用しています。

午後から風はありましたが、雨が止んだので早速調整。
強風の中での調整でしたが、エレメントも給電部も軽いのでケーブルフィッシャーもお辞儀することもなく安定していました。
少し調整していたら、すぐに大粒の雨がバラバラと落ちてきたので、途中で調整終了してしまいました。
取りあえずSWR最低点が51MHz辺り。実際に使う50.1~50.3辺りに最低点を持ってきたかったのですが、50.0~52.0MHzまでSWR1.5以下になっているので取りあえず良しとします。

出来上がったエレメントと給電部、スーパースリムフィッシャーです。

重さを量ってみたらエレメントと給電部でほぼ100g(チョット越えてる)
スリムフィッシャーが約230gなので合わせても330g程度。
さて、今週末は山に行けるかな?
天気予報通り、今日は一日雨なのかなと思っていましたが、単なる雨だけでなく暴風雨になりました。
午前中いっぱい外に出られないような風雨でしたので、アンテナ作って遊んでいました。
少し前からSOTAのReflectorに赤道横断伝搬(Trans-Equatorial Propagation)の実験をやろうよと書き込みがあります。
経験的に春分の日や秋分の日辺りのコンディションのいい時期には6mでオーストラリアやフィジー等と繋がったこともあるのですが、これが赤道横断伝搬なのでしょうかね?
理屈はよく判りませんが、面白そうなのでハイバンドでの運用を意識して移動運用をしてみようかと思いますが、折角なので普段ほとんど出ない6mもやってみようと思いました。
随分以前にJH0CJH局のホームページを参考にV型のダイポールを作りましたが、山岳移動を意識して作っていなかったのでバランも市販のかなり重い物です。この際なので作り直すことにしました。

以前作ったダイポールの給電部です。アンテナをグルグル回してもエレメントが落ちてこないように90°のV型にしています。

後ろ側に市販のデカいバランを使っています。

当時のセットです。嵩張るし、5mのグラスファイバー製のケーブルフィッシャーが結構な重量です。
V型にするとエレメントを支える板が必要になるので、よりコンパクトで軽量化するため、JH0CJH局と同じ水平ダイポールにすることにしました。
折角なのでMMANAでV型と水平型の特性を見てみました。
基本的にDX狙いなので打ち上げ角を低く、ゲインを最大にするため、給電点の高さは約1/2λです。
先ず、V型から

パターン図を見るとなかなかよさそうです。打ち上げ角:27°、ゲイン:7dBi

90°回してみると・・・ん?
よく判らないので3次元で見てみると

真上から見た図。

斜め上から見た図。
パターン図は切り取った高さの断面なので8の字に見えたり楕円に見えたりしていますが、実際の所サイドの輻射もあって、エレメントの中間位置辺りの高さ部分だけ輻射が弱くなっているみたいです。
とは言え、実際の運用では通常のダイポールの8の字特性と比べて差が判るかというとほとんど判らない気がします。
給電点の高さは1/2λより少し低い2.7m程度がいいみたいです。
次に今回作成しようとしている水平ダイポールです。

綺麗な8の字になっています。
打ち上げ角:26.1°、ゲイン:7.8dBi だそうです。
3次元図では

給電点辺りの真上方向に少し不要な輻射が出ていますが、今回ポールとして使用するスーパースリムフィッシャーを3m程度の高さに合わせると3.16mになり、少し高めになっている為です。
という事で、本日朝から制作にかかりました。
エレメントは前回作ったものをそのまま流用して、給電部のみ作成します。
但し、少しでも軽量化したいのでバランは使用せず、エレメントに直接給電できるように単なる給電部とします。
ごちゃごちゃとパーツを入れている箱をあさると、タカチのケースがいくつか出てきました。

一番小さい物をチョイス

ケース加工。なかなか上手くなりません。(汗

ここで問題発生。ボルトが入りません。(汗

穴を少しだけ削り、なんとか収まりました。

両サイドに出たボルトにアルミパイプのエレメントを差し込むのですが、エレメントを真横に突き出すと、自重で斜めに下がるだろうなと思い、ボルトを締める際、ワッシャーを一枚かませて斜め上に向くようにねじ込みました。

給電部の完成です。

裏側はこんな感じです。ケーブルフィッシャーの先の金具にねじ止めします。

こんな感じで大きめのワッシャーでケーブルフィッシャーの金具を挟んでいます。
ネジは蝶ネジだと引っかかりそうだったのでローレットネジを使用しています。

午後から風はありましたが、雨が止んだので早速調整。
強風の中での調整でしたが、エレメントも給電部も軽いのでケーブルフィッシャーもお辞儀することもなく安定していました。
少し調整していたら、すぐに大粒の雨がバラバラと落ちてきたので、途中で調整終了してしまいました。
取りあえずSWR最低点が51MHz辺り。実際に使う50.1~50.3辺りに最低点を持ってきたかったのですが、50.0~52.0MHzまでSWR1.5以下になっているので取りあえず良しとします。

出来上がったエレメントと給電部、スーパースリムフィッシャーです。

重さを量ってみたらエレメントと給電部でほぼ100g(チョット越えてる)
スリムフィッシャーが約230gなので合わせても330g程度。
さて、今週末は山に行けるかな?
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