移動運用で使っているギボシダイポールですが、給電点を8mまで上げて使えるように昨年作りなおしましたが、21MHzの調子がいまいちなので今日は朝から再調整していました。
21MHzを調整すると当然ながら18MHz~7MHzまで再調整になるので広場を行ったり来たり、立ったり座ったりで疲れました。
午前中でなんとか調整が完了したので、午後から垂直系のアンテナを一つ作りました。
これまで使っている垂直系のアンテナはVCHや少しエレメントの長いGP等、どれもチューナーを使う前提で作成しています。
電圧給電にならないようにしているので10W程度までならチューナーのポリバリコンも大丈夫なのですが、50Wに耐えられる垂直系のアンテナが欲しいなと思ってました。
普通にGPアンテナを作るとラジアルが結構場所を取るので、ラジアルは一本だけにしました。
これなら14MHzでも5m程のスペースがあれば問題ありません。
給電点を1.2mとし、ダイポールのホット側を垂直に上げ、コールド側を斜めに引き下ろした感じです。
以前作った
垂直系のアンテナの14MHzが今回と同じラジアル一本です。
このアンテナは5W運用でヨーロッパとも交信できているのでソコソコ飛ぶと思います。
今回は一番よく使う14MHz~21MHzまでギボシ切替で3バンド用です。

MMANAのシュミレーションです。
こういうアンテナなんて言うんですかね?

放射パターンはラジアル側に若干指向性が出ます。
垂直系のアンテナはダイポールのようにゲインを稼げないので周りに木々が茂っているとあまり良くありません。
開けた山頂に行ったときにテストしてみたいと思います。
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