今年の夏休みは鳥取の大山へ行こうと計画していましたが、
以前書いたとおりSOTA的には運用不可と判断したため、
昨年登山口の取りつきが判らず断念した和歌山の大塔山(標高1122m、SOTA JA/WK-004)へ行くことにしました。
前日は龍神スカイラインの近くの山を2つ回って、南紀白浜で泊り、2日目に大塔山、3日目はお手軽に龍神岳で運用してきました。
一日目(2018/08/12)
陣ヶ峰(SOTA JA/NR-034)と点1184(SOTA JA/NR-026)にて運用しました。
駐車場所や登山道等は過去記事をご覧ください。(
陣ヶ峰) (
点1184)

朝4時に自宅を出発。6時30頃陣ヶ峰(SOTA JA/NR-034)の駐車場所へ到着。

途中お宮さんにご挨拶。

あっという間に山頂着。

今回もVCHアンテナを上げました。

シャックです。
山頂ではハエとアブがブンブンうるさく、特にハエが大量にいてて閉口しました。
どうも水分を求めて来るようで、汗を吸いにまとわりつくようです。

秘密兵器のオニヤンマもハエには効かないようですが、悪さをするわけではないので気にしない事にしました。
7:30頃、事前にアラートしていた通り7MHzから運用スタート。
イマイチ呼ばれないのですぐに14MHzに移ったところ、国内コンディションがかなり良かったみたいで結構呼ばれました。
その後、18MHz、21MHzと運用し、久しぶりにVK5CZ局から呼ばれました。少しコンディションが回復してきたかな?
ハイバンドはイマイチでしたが、計39局と交信できました。
9:30頃には陣ヶ峰での運用は終了。

次へ向かいます。

10:30頃JA/NR-026へ到着
杉林の中にギボシダイポールを展開しました。
ここでもハエの大群に囲まれ大変でした。

秘密兵器のオニヤンマはハエには効かないようですが、アブは飛んできてもすぐに居なくなるのでそれなりに効果はあるのかもしれません。
ここでも7,14,18,21と運用し、VK、ZL含め21局と交信。お昼を回ったところで運用終了としました。

龍神スカイラインの護摩壇山パーキングで黑飴ソフトなるものをいただきました。(チョット溶けかけの写真ですが)
見た目はイマイチですが美味しかったです。

15時頃白浜へ到着。白良浜海水浴場で取りあえず乾杯。
この時期暑いのと、人が多いのであまり来たことがないのですが、やっぱり白浜ですね。
町中ビキニのお姉さんだらけです。
スーパーも飲食店も水着OKなので何処に行っても目のやりどころに困るのでさっさと宿に戻りました。
宿に戻ったら、VK5VZ局からメールが届いていました。
今日の陣ヶ峰運用の交信を録画したとの事で送ってくれました。
以外とよく聞こえてますね。ちょっとビックリ。KX2(5W)にVCHアンテナです。
二日目(2018/08/13)
朝2時起きで3時に大塔山(JA/WK-004)へ出発。(朝じゃないって?)

宗小屋橋から林道を3km弱、徐行運転で20分ほど。
登山口から山頂まで約3時間、下り2.5時間でした。

4時半ころ宗小屋橋に到着しましたが、まだ辺りは真っ暗。
昨年からの天候不順で林道がどうなっているか判らないので、明るくなるまで仮眠して待ちます。

5時にようやく明るくなってきたので林道へ入っていきます。

写真では判りにくいですが、結構荒れています。
所々頭大の石があるので、都度撤去しながら進みます。
行きに無かった岩が帰りに沢山あったので、結構な頻度で落石があるようです。

途中にはミツバチの巣箱があちこちに設置されていました。
麓の方が設置されているようです。

林道奥の鉄板の橋を渡ったところに駐車しました。

この左側の岩場から始まる尾根を登って行くのですが、砂利が浮いていてここからは登れません。
前回同様岩場の左側に回り込みましたが、やはり取りつきが見つけられず、仕方ないので急斜面をよじ登りました。

尾根に出るとちゃんとした登山道がありました。

この写真は下山時に撮った写真ですが、少しさきの砂防堤の右側に取りつきがありました。

いくつかテープが貼られています。注意して見ないと見落としてしまいます。前回はこれに気づかずさらに奥に入って行って断念しました。
登山道はP905まで急勾配が続きます。中間地点まで登った頃からアブや蚊、ブヨなどが大量にまとわりついてきました。
体調1cmほどの小さなアブに似た虫がちくちくと長袖Tシャツの上から射してきます。
レインウェアを羽織ろうかと思いましたが、少しでも止まると顔にブヨやアブが集まってきます。
幸い面の皮が厚い為か、顔面は刺されませんでしたが、耳をブヨに刺されてしまいました。
休憩するにも、虫を追い払うために扇子で顔を仰ぐのですが、チョットでも手を休めると顔中に虫のアタックを受けます。
仕方なくそのまま登りつづけましたが、湿度も高く、無風状態なのでバテバテです。

P905までの急登でくたくたになりましたが、ここから先は緩やかな登りとなります。
虫の量は半端ないですが。

尾根道を歩いていると何やら新しい穴がありました。

狐か何かの巣でしょうか?

尾根道にはと所々シャクナゲがありました。春に来ると綺麗なんでしょうね。

何か所か、「山」と彫られた杭がありました。なんでしょうね?

登山道にはポイントごとに道標があるのと、基本的に尾根伝いに歩くだけなので判りやすかったです。
大塔山手前のP1058を過ぎると一旦80m程下って、そこから登り直しになります。
勾配は大したことないのですが、クタクタに疲れているのでここもキツカッタ。

山頂直前いきなりフェンスが出てきました。
ブナの林をシカの食害や風による乾燥化から守る為だそうです。

ロープで縛ってある入口から入ります。

やっと到着です。

山頂の様子です。一面ススキだらけで、フェンスに囲まれ、狭いです。

山頂からの景色も開けているのは南と西だけ。カメラを高く上げて撮ってもこんな感じ。(西側)

南側も木々が邪魔してあまり見えません。
山頂は日が射しているので虫も少ないかと思いきや、相変わらず大量の虫です。
相変わらず風もありません。暑~い。
とりあえずレインウェアを着込んで防御。

VCHアンテナを立てました。

大塔山シャック。
9時過ぎから運用開始。
予定通り、7~21MHzを運用し15局と交信できましたが、伝搬イマイチですし、早く虫地獄から逃れたい一心で1時間で運用終了しました。
ツイッターを見る余裕もなく、各局からいろいろコメントをいただいていましたが、返信できず失礼しました。

完全防備で運用中。直射日光も暑いです。
サッサと片付け、11時前には下山開始しました。
下山時も虫の猛攻を防御するため、レインウェアを着たまま降りましたが、暑くて暑くて、何度も立ち止まり扇子で扇いでクールダウン。
P905を過ぎた頃から雷が鳴りだし、少し風が出てきました。
急坂を半分程降りて、虫が少なくなったところで、思わず木の根元に寝っころがってしまいました。
しばらく休憩した後、無事に下山しました。

普段歩行時間1時間程度のお手軽ハイキングばかりなので、今回は疲れました。
虫の居ない涼しいシーズンならもっと楽に登れたでしょうね。
でも、もう行かないと思います。苦労して登ってもほとんど景色も見えませんし。
三日目(2018/08/14)
この日は最終日なので3時に起きて身の回りを片付けて4時頃龍神岳(JA/WK-001)へ向けて出発。
前日の疲れがとれなくて眠い、だるい。
ここは護摩壇山のパーキングから徒歩20分程で手軽にアクティベートできます。(
過去記事)
6:30頃駐車場に到着。車中泊している方が大勢居られました。

早速山頂へ向かいます。
虫もほとんど居ないし、風が涼しく快適です。

山頂に到着。

いい天気です。

VCHアンテナを上げました。

シャックです。
7時過ぎから運用スタート。
この日も伝搬イマイチよくないみたいで、7~21MHzまでそれぞれ交信できましたが、24、28は全くダメでした。

今回NTS220を持ってきたので144MHzSSBを少々。
1Wでも十分遊べることを確認できました。

HB9CVを上げました。
6局交信したところで9時を回ったので短波帯に戻り、7MHzSSBに出てみましたがコンディション回復しておらず9時:30頃ハイキング客が登って来られるようになったので運用終了としました。
この日はHL、ZL含め21局でした。

秘密兵器のオニヤンマはミツバチには全く効果が無いようです。

下山後売店で買ったサイダーがおいしかったです。(300円もしたけど)
これで今回の旅は終わり。
さて次は何処にいこうかな?
スポンサーサイト