APRS2SOTA
- 2016/02/28
- 21:49
2018.11.20 TH-D74でのスポット方法についてご質問を受けましたので一番下に追記いたしました。
2020.07.06 G0LGS局のサイトは現在申し込みできなくなっているようですが、直接G0LGS局にメールすれば登録していただけるようです。
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以前、sota.ml で話題になっていたAPRSを使ったSOTAwatch へのスポットをやってみました。
前々から気にはなっていたのですが、システムを運用しておられる方がイギリスの局なのでHPを見ても当然英語で、なんとなくわかるような~わからないような~、で手を付けていませんでした。
SOTA運用に出かけると携帯がつながりにくい事が多く、セルフスポットをするのに携帯の電波を探して山頂を右往左往することも多々あります。せっかくVX-8Dを持ってるのでなんとかしようと思い立ち取り組んでみたところ、意外と簡単にできましたので報告いたします。
概略は
1.イギリスのG0LGSが運営するAPRS2SOTAのHPからコールサインの登録依頼をする。
2.決められたメッセージをAPRS端末に入力、送信する。
これだけです。
まずは1.コールサインの登録ですが、HPのContact Me のタブをクリックすると、入力フォームが出てきますので、記入して下のSend Message ボタンを押すだけです。


私は下記のように入力しました。
Subject:Please add to the authorized user list.
Message:Because I want to use the APRS2SOTA gateway, please add to the authorized user list.
Thank you.
JP3DGT (自分の名前)
ネット翻訳で文書を作成したので理解してもらえるか不安でしたが通じたようです。
このページには直接メールをするか、入力フォームから送るようにと書いてありますが(書いてあるような気がしますが)
最初直接メールをしたところ2日たっても何の反応もなかったので、入力フォームから送信したところ、2時間ほどで登録完了のメールがきました。
後は2.のVX-8Dの操作です。
まず、VX-8Dの周波数表示画面からMENUボタンを3回押してAPRS MESSAGE画面を呼び出します。
HM/RVボタンを押して編集画面にします。
以下のように入力
TO:SOTA
JA/HG-076 21.058 CW JP3DGT/3 QRVnow
APRS Messeageは特定の局へメッセージを送ったりするためにつかうので通常TOは相手局のコールサインを入力しますが、
APRS2SOTAの場合直接SOTAを指定します。
入力コメントは
(山のナンバー)スペース(周波数)スペース(モード)スペース(コールサイン)スペース(コメント)
メッセージは事前に登録しておけますし、バンドチェンジする際は過去の送信履歴を一部修正して送信できるのであまり手間もかかりません。
入力が終わったら送信(TXPO)ボタンを押せばOKです。
通常送信が成功するとSOTAより受信完了のメッセージが届きます。
送信不成功の場合メッセージが届きませんが、VX-8Dは再度送信トライ(4回まで再送信)しますので、不成功だからと言って何度も送信しないようにご注意ください。
今日のSOTA JA/HG-076大船山運用で何度も送信してしまい、後でSOTAwatch2を見て同じスポットがいくつも並んでて気づきました。(汗
入力例
セルフスポットしたものは(Posted by APRS2SOTA)と表記されています。
このシステムはAPRS上のデータから特定のSOTAのデータを探し出し、SOTAwatchにデータを渡す仕組みのようです。
そのため、APRSのメッセージを送信してからSOTAwatchにデータ反映されるのに少し時間がかかる場合があるようです。
今日の運用地は三田市が見えるので携帯の電波も問題ないだろうと思っていましたが、LTEは全くダメで3Gもかなり弱く、しょっちゅう圏外になっていましたのでAPRS2SOTAが使えて助かりました。
2020.07.06 G0LGS局のサイトは現在申し込みできなくなっているようですが、直接G0LGS局にメールすれば登録していただけるようです。
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以前、sota.ml で話題になっていたAPRSを使ったSOTAwatch へのスポットをやってみました。
前々から気にはなっていたのですが、システムを運用しておられる方がイギリスの局なのでHPを見ても当然英語で、なんとなくわかるような~わからないような~、で手を付けていませんでした。
SOTA運用に出かけると携帯がつながりにくい事が多く、セルフスポットをするのに携帯の電波を探して山頂を右往左往することも多々あります。せっかくVX-8Dを持ってるのでなんとかしようと思い立ち取り組んでみたところ、意外と簡単にできましたので報告いたします。
概略は
1.イギリスのG0LGSが運営するAPRS2SOTAのHPからコールサインの登録依頼をする。
2.決められたメッセージをAPRS端末に入力、送信する。
これだけです。
まずは1.コールサインの登録ですが、HPのContact Me のタブをクリックすると、入力フォームが出てきますので、記入して下のSend Message ボタンを押すだけです。


私は下記のように入力しました。
Subject:Please add to the authorized user list.
Message:Because I want to use the APRS2SOTA gateway, please add to the authorized user list.
Thank you.
JP3DGT (自分の名前)
ネット翻訳で文書を作成したので理解してもらえるか不安でしたが通じたようです。
このページには直接メールをするか、入力フォームから送るようにと書いてありますが(書いてあるような気がしますが)
最初直接メールをしたところ2日たっても何の反応もなかったので、入力フォームから送信したところ、2時間ほどで登録完了のメールがきました。
後は2.のVX-8Dの操作です。
まず、VX-8Dの周波数表示画面からMENUボタンを3回押してAPRS MESSAGE画面を呼び出します。
HM/RVボタンを押して編集画面にします。
以下のように入力
TO:SOTA
JA/HG-076 21.058 CW JP3DGT/3 QRVnow
APRS Messeageは特定の局へメッセージを送ったりするためにつかうので通常TOは相手局のコールサインを入力しますが、
APRS2SOTAの場合直接SOTAを指定します。
入力コメントは
(山のナンバー)スペース(周波数)スペース(モード)スペース(コールサイン)スペース(コメント)
メッセージは事前に登録しておけますし、バンドチェンジする際は過去の送信履歴を一部修正して送信できるのであまり手間もかかりません。
入力が終わったら送信(TXPO)ボタンを押せばOKです。
通常送信が成功するとSOTAより受信完了のメッセージが届きます。
送信不成功の場合メッセージが届きませんが、VX-8Dは再度送信トライ(4回まで再送信)しますので、不成功だからと言って何度も送信しないようにご注意ください。
今日のSOTA JA/HG-076大船山運用で何度も送信してしまい、後でSOTAwatch2を見て同じスポットがいくつも並んでて気づきました。(汗


このシステムはAPRS上のデータから特定のSOTAのデータを探し出し、SOTAwatchにデータを渡す仕組みのようです。
そのため、APRSのメッセージを送信してからSOTAwatchにデータ反映されるのに少し時間がかかる場合があるようです。
今日の運用地は三田市が見えるので携帯の電波も問題ないだろうと思っていましたが、LTEは全くダメで3Gもかなり弱く、しょっちゅう圏外になっていましたのでAPRS2SOTAが使えて助かりました。
2018.11.20追記
TH-D74でのメッセージ送信の仕方に関してご質問を受けたので追記いたします。
KENWOOD TH-D74でAPRS2SOTA

[MSG]を押します。

メッセージリストがでてきます。(初めての時はリストは空っぽです。)
[MENU]を押します。

上下キーで新規作成を選択し、真ん中の[ENT]を押します。

メッセージ入力画面が表示されますので「宛先」が選択されている状態で[ENT]を押します。

相手のコールサイン入力画面になりましたので、上のダイヤルまたはテンキ―で宛先を「SOTA」と入力します。

入力完了したら[ENT]を押し、確定させます。

次にメッセージを入力しますので、下ボタンを押し、メッセージ欄を選択します。

[ENT]を押し、入力画面にします。

宛先入力と同じように上のダイヤルまたはテンキ―を使ってメッセージを入力します。
入力内容は以下の通り
(山のナンバー)スペース(周波数)スペース(モード)スペース(コールサイン)スペース(コメント)
(例) JA/OS-001 14.062 cw JP3DGT/3 CQCQ ←最後のコメントは無くてもOK

入力できましたら[ENT]を押して内容を確定させます。

送信準備完了です。[A/B]ボタンを押してメッセージ送信します。

因みに液晶画面に表示されている[Back]と[Send]は[MODE]ボタンと[A/B]ボタンに対応していますので、途中で止める場合は[MODE]ボタンを押せば前画面に戻ります。

送信後、初期画面から[MSG]を押し、メッセージリストから送信したメッセージを選択。[ENT]を押すと

先ほど送ったメッセージが表示されます。
メッセージの頭(矢印のところ)に"4"と記載されていますが、これはメッセージの返信を受けなければ後4回送信します。という意味です。
なのでメッセージ送信後にすぐリグの電源を切った場合、再度電源を入れた時に再送信が始まるのでご注意下さい。

無事に送信が完了するとSOTAからSpottedとメッセージが帰ってきます。
次に過去に送信したメッセージを利用して送信する方法です。

初期画面で[MSG]を押し、メッセージリストを表示させます。

先ほど送信したメッセージを選択している状態で[MENU]を押します。

上下キーを使って「引用返信」を選択し、[ENT]を押します。

メッセージ画面で再度[ENT]を押し、編集画面に入ります。

左右キーで編集したいところにカーソルを移動し、編集します。
編集完了したら[ENT]を押し、内容を確定させます。

送信準備ができましたので[A/B]ボタンを押すと送信できます。
TH-D74でのメッセージ送信の仕方に関してご質問を受けたので追記いたします。
KENWOOD TH-D74でAPRS2SOTA

[MSG]を押します。

メッセージリストがでてきます。(初めての時はリストは空っぽです。)
[MENU]を押します。

上下キーで新規作成を選択し、真ん中の[ENT]を押します。

メッセージ入力画面が表示されますので「宛先」が選択されている状態で[ENT]を押します。

相手のコールサイン入力画面になりましたので、上のダイヤルまたはテンキ―で宛先を「SOTA」と入力します。

入力完了したら[ENT]を押し、確定させます。

次にメッセージを入力しますので、下ボタンを押し、メッセージ欄を選択します。

[ENT]を押し、入力画面にします。

宛先入力と同じように上のダイヤルまたはテンキ―を使ってメッセージを入力します。
入力内容は以下の通り
(山のナンバー)スペース(周波数)スペース(モード)スペース(コールサイン)スペース(コメント)
(例) JA/OS-001 14.062 cw JP3DGT/3 CQCQ ←最後のコメントは無くてもOK

入力できましたら[ENT]を押して内容を確定させます。

送信準備完了です。[A/B]ボタンを押してメッセージ送信します。

因みに液晶画面に表示されている[Back]と[Send]は[MODE]ボタンと[A/B]ボタンに対応していますので、途中で止める場合は[MODE]ボタンを押せば前画面に戻ります。

送信後、初期画面から[MSG]を押し、メッセージリストから送信したメッセージを選択。[ENT]を押すと

先ほど送ったメッセージが表示されます。
メッセージの頭(矢印のところ)に"4"と記載されていますが、これはメッセージの返信を受けなければ後4回送信します。という意味です。
なのでメッセージ送信後にすぐリグの電源を切った場合、再度電源を入れた時に再送信が始まるのでご注意下さい。

無事に送信が完了するとSOTAからSpottedとメッセージが帰ってきます。
次に過去に送信したメッセージを利用して送信する方法です。

初期画面で[MSG]を押し、メッセージリストを表示させます。

先ほど送信したメッセージを選択している状態で[MENU]を押します。

上下キーを使って「引用返信」を選択し、[ENT]を押します。

メッセージ画面で再度[ENT]を押し、編集画面に入ります。

左右キーで編集したいところにカーソルを移動し、編集します。
編集完了したら[ENT]を押し、内容を確定させます。

送信準備ができましたので[A/B]ボタンを押すと送信できます。
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