チューナー改造(VCHアンテナで3.5MHz)
- 2018/12/08
- 22:02
いつも使っているVCHアンテナで、3.5MHzに出る為にチューナーを少しだけ改造してみました。
VCHアンテナは7MHz~14MHzはチューナー無しでSWR1.1程度まで落とせますが、ハイバンドには向かないので私は給電部にチューナーを噛ませて7MHz~28MHzまで使えるようにしています。
ただ、使っているうちに随分くたびれてきているし、コネクタもM型を使っているので変換コネクタが必要だったり、色々と不満点もあるので一から作り直して3.5MHzでも使えるようにしようと考えました。
MMANAでシュミレーションするとVCHアンテナのエレメントの先端に延長エレメントを付けると3.5MHzに同調するみたいでしたので、先日の移動運用時にテストをしてみました。

イメージとしてはこんな感じです。
VCHアンテナの先端にギボシ端子で延長エレメント(13.5m)を付けて斜めに引き下ろします。
引き下ろした延長エレメントの先端は地上高1m程度。
先日の運用時はJA7QILさんに作っていただいた3.5MHz~28MHzまでチューニング可能なZマッチチューナーをつかって問題なく交信できました。

放射パターンです。
あまり良くないですが、国内近距離だけと割り切るしかないですね。
因みに延長エレメントではなく、容量環を付けたらどうなるかシュミレーションしてみましたが、少々の大きさではとても3.5MHzに同調させることはできなかったのでこれは却下。
先日から時間を見つけてはちまちまと作り出していました。

空芯コイルを作るため百均で化粧水入れを仕入れてきました。

銅線を巻いて測定。

7.4μHです。ほぼ計算通りです。(自分で計算したわけではありません。MMANAの計算機能を使いました。)
コイルのインダクタンスが7.4μHなので3.5MHzに同調させようとするとコンデンサの容量は273pF必要だそうです。(MMANAの計算)
手持ちのポリバリコンを測定してみました。


273.5pFです。ギリギリでチョット不安なのでこれまで使っていたチューナーで試してみることにしました。

コイルのインダクタンスを目いっぱい使えるように一番端に青い電線でタップと取りました。
予備で一つ手前にも。
自宅の庭にVCHアンテナを立てて延長エレメントを付けてテストをしてみましたが、全くダメでした。
やはりコンデンサ追加が必要みたいです。
という事で、新たなチューナーを作るべくケース加工をしていましたが、だんだん面倒くさくなってきたので今のチューナーにコンデンサを仕込んでしまえと方向転換。

ポリバリコンと並列に100pFのコンデンサを付けました。(切替スイッチでOn Off)
早速庭に立てたVCHアンテナでテストです。

VCHアンテナのコイルのタップ位置を一番上(インダクタンス最大)にして測定すると2.4MHz辺りで同調しました。
少しずつタップ位置を下げていきましたが、結局一番下にしても3.4MHz辺りにしか同調しなかったので延長エレメントをカットしました。少しずつカットしましたが、結局1mカットしたところで3.5MHzに同調。

取りあえずなんとかなりそうです。
狭い庭で調整しており延長エレメントがあちこち障害物に干渉しているので、次回移動運用時に最終調整をしようと思います。
VCHアンテナは7MHz~14MHzはチューナー無しでSWR1.1程度まで落とせますが、ハイバンドには向かないので私は給電部にチューナーを噛ませて7MHz~28MHzまで使えるようにしています。
ただ、使っているうちに随分くたびれてきているし、コネクタもM型を使っているので変換コネクタが必要だったり、色々と不満点もあるので一から作り直して3.5MHzでも使えるようにしようと考えました。
MMANAでシュミレーションするとVCHアンテナのエレメントの先端に延長エレメントを付けると3.5MHzに同調するみたいでしたので、先日の移動運用時にテストをしてみました。

イメージとしてはこんな感じです。
VCHアンテナの先端にギボシ端子で延長エレメント(13.5m)を付けて斜めに引き下ろします。
引き下ろした延長エレメントの先端は地上高1m程度。
先日の運用時はJA7QILさんに作っていただいた3.5MHz~28MHzまでチューニング可能なZマッチチューナーをつかって問題なく交信できました。

放射パターンです。
あまり良くないですが、国内近距離だけと割り切るしかないですね。
因みに延長エレメントではなく、容量環を付けたらどうなるかシュミレーションしてみましたが、少々の大きさではとても3.5MHzに同調させることはできなかったのでこれは却下。
先日から時間を見つけてはちまちまと作り出していました。

空芯コイルを作るため百均で化粧水入れを仕入れてきました。

銅線を巻いて測定。

7.4μHです。ほぼ計算通りです。(自分で計算したわけではありません。MMANAの計算機能を使いました。)
コイルのインダクタンスが7.4μHなので3.5MHzに同調させようとするとコンデンサの容量は273pF必要だそうです。(MMANAの計算)
手持ちのポリバリコンを測定してみました。


273.5pFです。ギリギリでチョット不安なのでこれまで使っていたチューナーで試してみることにしました。

コイルのインダクタンスを目いっぱい使えるように一番端に青い電線でタップと取りました。
予備で一つ手前にも。
自宅の庭にVCHアンテナを立てて延長エレメントを付けてテストをしてみましたが、全くダメでした。
やはりコンデンサ追加が必要みたいです。
という事で、新たなチューナーを作るべくケース加工をしていましたが、だんだん面倒くさくなってきたので今のチューナーにコンデンサを仕込んでしまえと方向転換。

ポリバリコンと並列に100pFのコンデンサを付けました。(切替スイッチでOn Off)
早速庭に立てたVCHアンテナでテストです。

VCHアンテナのコイルのタップ位置を一番上(インダクタンス最大)にして測定すると2.4MHz辺りで同調しました。
少しずつタップ位置を下げていきましたが、結局一番下にしても3.4MHz辺りにしか同調しなかったので延長エレメントをカットしました。少しずつカットしましたが、結局1mカットしたところで3.5MHzに同調。

取りあえずなんとかなりそうです。
狭い庭で調整しており延長エレメントがあちこち障害物に干渉しているので、次回移動運用時に最終調整をしようと思います。
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