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VCHアンテナ用カプラー

先日から調整していたVCHアンテナですが、EFHW用のチューナーで同調させて使ってみましたが、VCHアンテナのコイルタップ位置を適当にしていても同調してしまうので、あまり飛ばないような気がしていました。朝から各バンドでの正確なタップ位置を確認したうえでチューナーで同調を取ろうとしましたが、7MHz~24MHzまでしか同調しませんでした。これからハイバンドが良くなるシーズンなので、どうしても28MHzは出たいと思い、改めてカプラーを作りました。
出来れば7MHz~50MHzまで使えるように。

カプラ/仮組2
ケースは百均で買ってきたタッパー。同じく百均の化粧水入れの頭をカットして自在ブッシュを張り付けてコイルを巻きました。
ついでにフロートバランも入れてみました。

カプラ/ねじ止め
コイルのボビンはねじ止め

カプラ/ロータリースイッチ穴
真ん中にロータリースイッチを付けてタップの切替ができるようにします。

カプラ/調整中
一旦この状態でVCHアンテナに接続、各バンドでの最適なタップ位置を確認します。

カプラ/配線
確認できた位置に電線をハンダ付け

カプラ/完成
ロータリースイッチを付けて完成

カプラ/同調テスト
再確認の為、各バンドでの同調確認。

カプラ/50MHz
2.9mの電線をつないで50MHzにも同調できました。

カプラ/正面
完成しました。7MHz~50MHzまでOKとなりました。

カプラ/比較
以前作ったEFHW用チューナーとの比較
今度時間のある時にLEDマッチを入れてみようと思ってます。

カプラ/でかい
結構大きくなってしまいました。

完成後、21MHzCWで沖縄 竹富島からCQを出している局が居たので5Wで呼んでみたところ、3コール目でとってもらえました。
それなりに飛んでるようです。
明日、天気が良ければSOTA運用にてテストしてみます。


2016.03.19 追記

先週、いつも使っているギボシダイポールとの比較テストをするつもりでSOTA移動しましたが、なぜがカプラーが全く動作しませんでした。仕方なくこの日はいつも使っているギボシダイポールにて運用しました。
帰宅後あれこれ触ってみましたがよく判らず数日悩んでいましたが、フロートバランの辺りが怪しいことが判り、バランを一から作り直したところ元通り動作するようになりました。UEW銅線のウレタンコーティングが剥げてショートしているか、はんだ付けが悪かったかだと思われます。

追記のついでに図面を載せておきます。
回路図を読むのが苦手で、いつも実際の部品に置き換えて図面を書いてから工作しています。
カプラ/図面
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コメント

VCHカプラー、大変参考になります

以前製作してみた基本形のVCHアンテナ、今年の移動運用に向けて、新たなものを製作してみようかと考えていたところなので、大変参考になります。
今後の運用レポート、楽しみにしています。

Re: VCHカプラー、大変参考になります

KAZUさん
コメントありがとうございます。
基本的にはギボシダイポールを使ってるのですが、山頂が狭くてフルサイズのDPを展開できないことがあるので、予備で垂直系のアンテナをあれこれ考えてました。作るのも楽しいですが、やっぱり早く山に行きたいですね。またレポートいたします。

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プロフィール

かつお

Author:かつお
3.11震災を機にアマチュア無線を始めました。
私立文系出身、事務方サラリーマンなので理屈は分からないですが、「とりあえずやってみる」であれこれ実験して遊んでます。

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