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ローパスフィルター製作(失敗編)

MX-P50M(リニアアンプ)ですが、先日の記事にも書いた通り、スプリアスが酷くて対策をしないといけません。
元々MX-P50Mに内蔵されているローパスフィルターをばらして特性を検証して調整すれば何とかなるかな?なんて考えていましたが、ばらすのは結構大変なので、とりあえず外付けのローパスフィルターを作ることにしました。
MX-P50Mは3.5MHzは問題無く、7MHz、10MHzが共にかなりのスプリアスが出ていましたので、今回作るローパスフィルターは7・10・21・28の四つを切り替えるようにしました。
参考にしたのはQRP Labsのローパスフィルターです。QRP用なので耐圧を上げるためにコアを大きくしてコンデンサも100V耐圧にしました。
結果的には失敗ですが(^_^;)

OSA103Mini/LPF
以前作った7MHz(QRP)用のローパスフィルター

OSA103Mini/LPF測定
OSA 103 Miniで測定するそこそこいい特性が出ているので、これを50Wに耐えられるようにして、さらにバンドごとに作った物を切り替えられるようにしようと考えました。

LPF/ケース
ケースはタカチのMB-10-5-7。もう少し高さが低い物が欲しかったのですが、見つけられませんでした。

LPF/スイッチ
バンド切替用にロータリースイッチ。

LPF/基板
生基板をケースに合わせてカット。

LPF/コイル調整
コイルの調整。結構手間がかかります。
コアはMX-P50MのLPFと同じT50-6を使いました。

LPF/ハンダ付け
コンデンサはMX-P50Mに使われていた物が耐圧100Vだったので同じように100Vの物を使いました。

LPF/同軸
配線には0.8D2V同軸を使いました。こんなに細くて大丈夫なのかな~?と疑問を感じながらもとりあえずやってみる。

完全に組み上げてしまう前に7MHzのローパスフィルターだけ測定してみました。
LPF/途中の7M
うーん、45dB程しか減衰していません。あんまりくっつけて作成したのがいけなかったかな?
考えても判らないので、とりあえず他のバンドも組み上げてみることにしました。

LPF/完成
一旦完成です。

LPF/測定
早速測定開始。

LPF/7完成
7MHz。なんか変。

LPF/10
10MHzも

LPF/21
21MHzも

LPF/28
28MHzも

APB-3でも測定してみました。
LPF/完成APB
左から7MHz、10MHz、21MHz、28MHz

なんかおかしいのだと思いますが、何がおかしいのか判らないので、どうしようもありません。
ただ、多少なりともスプリアスが減衰すればと思い、MX-P50Mに接続してスペアナで測定してみました。

先ずはLPF無しの状態(KX2から3WをMX-P50Mに入力)
LPF/無し7M
35MHz辺りに基本波から-37.6dBのスプリアスが出ています。

次にLPFを入れて測定
LPF/完成7M
基本波から-47.5dB。
もうちょっとなんですけど、ダメですね。

他のバンドも一通り測定したところ、10MHzと18MHzはクリアできていましたが、他はダメでした。
多バンドのLPFをギュッと押し込んだのがいけなかったのか?同軸の配線が悪かったのか?
それともグランドを同一にしたのがいけなかったのか?
いろいろ試してみたい気もしますが、細かい作業で手間がかかり、大変なので直ぐには難しそうです。
以前作った7MHzLPFのように各バンド単体でつくればいいのかもしれませんが、実運用ではメンドクサ過ぎます。

一旦外付けLPFは置いて、MX-P50Mの内蔵LPFをいじくりますかね。

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プロフィール

かつお

Author:かつお
3.11震災を機にアマチュア無線を始めました。
私立文系出身、事務方サラリーマンなので理屈は分からないですが、「とりあえずやってみる」であれこれ実験して遊んでます。