ダミーロードの制作
- 2019/06/05
- 22:08
先日の記事の続きです。
自作ローパスフィルターの21MHz帯の測定結果が思わしくないのはダミーロードが原因ではないかということで、50W程度まで対応できるダミーロードを探していましたが結構なお値段です。
仕方ないのであちこちの自作記事を参考に自分で作ってみました。
5Wの酸化金属皮膜抵抗を10本並列にして50W対応とします。
MX-P50Mの出力が30W程度なので余裕。
抵抗値は560Ω、510Ω、470Ωの抵抗を組み合わせてみることにしました。

各抵抗を10本ずつ購入し、すべて実測します。

実測結果を元に組み合わせをいろいろ変えて、できるだけ50Ωに近づけるようにしました。

選別した抵抗。
いろいろ検討した結果計算上は49.8988Ωになりました。
多分ここまでこだわる必要は無いと思いますけど(笑)
抵抗の組み合わせが決まったので加工に入ります。

まずは0.5mm厚の銅板を切り出します。
10本の抵抗を綺麗に並べるために型紙を作ってみました。(エクセルの円グラフを利用)

切り出し完了。穴を開ける位置にキリで印をつけています。

真ん中の穴はドリルで

抵抗を設置するところは私の持っているドリルでは大きすぎるのでキリで開けました。

バリを削ってパーツ完成

BNCのレセプタクルを付けました。ネジが緩まないようハンダで固定。

芯線には当初銅パイプを使うつもりでしたが、丁度いいサイズが無かったので銅線を使用。

抵抗をセット。

ハンダ付けします。

裏側もはんだ付けします。

完成しました。

50W対応なので少々デカいですね。
早速アナライザーで測定してみました。

1.8MHz

7MHz

50MHz

145MHz
50MHzまでは計算値通り50Ω弱でSWRはほぼ1.0
145MHzで若干50Ωを超え、SWRは1.05程度です。
HF帯で使用するので全く問題なさそうです。
-追記-
抵抗の向きは上下交互にした方がいいそうです。
微小なL成分をキャンセルできるとの事。
自作ローパスフィルターの21MHz帯の測定結果が思わしくないのはダミーロードが原因ではないかということで、50W程度まで対応できるダミーロードを探していましたが結構なお値段です。
仕方ないのであちこちの自作記事を参考に自分で作ってみました。
5Wの酸化金属皮膜抵抗を10本並列にして50W対応とします。
MX-P50Mの出力が30W程度なので余裕。
抵抗値は560Ω、510Ω、470Ωの抵抗を組み合わせてみることにしました。

各抵抗を10本ずつ購入し、すべて実測します。

実測結果を元に組み合わせをいろいろ変えて、できるだけ50Ωに近づけるようにしました。

選別した抵抗。
いろいろ検討した結果計算上は49.8988Ωになりました。
多分ここまでこだわる必要は無いと思いますけど(笑)
抵抗の組み合わせが決まったので加工に入ります。

まずは0.5mm厚の銅板を切り出します。
10本の抵抗を綺麗に並べるために型紙を作ってみました。(エクセルの円グラフを利用)

切り出し完了。穴を開ける位置にキリで印をつけています。

真ん中の穴はドリルで

抵抗を設置するところは私の持っているドリルでは大きすぎるのでキリで開けました。

バリを削ってパーツ完成

BNCのレセプタクルを付けました。ネジが緩まないようハンダで固定。

芯線には当初銅パイプを使うつもりでしたが、丁度いいサイズが無かったので銅線を使用。

抵抗をセット。

ハンダ付けします。

裏側もはんだ付けします。

完成しました。

50W対応なので少々デカいですね。
早速アナライザーで測定してみました。

1.8MHz

7MHz

50MHz

145MHz
50MHzまでは計算値通り50Ω弱でSWRはほぼ1.0
145MHzで若干50Ωを超え、SWRは1.05程度です。
HF帯で使用するので全く問題なさそうです。
-追記-
抵抗の向きは上下交互にした方がいいそうです。
微小なL成分をキャンセルできるとの事。
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