Bi-Quad Antenna用治具
- 2019/10/16
- 22:02
Biquad Antenna製作の際、使用している治具について質問を受けましたので少し記載しておきます。
Bi-Quad Antenna製作時にハンダ付けするのは
①エレメントを銅パイプへ付ける。
②銅パイプとリフレクター板を付ける。
の2回ですが、気を付けなければいけないのが②の銅パイプとリフレクター板のハンダ付けです。
エレメントとリフレクター板の間隔でインピーダンスが大きく変わりますので、折角SWR1.01程度に調整したつもりでもハンダ付けの位置が0.5mmもズレてしまうとSWR1.5程度まで上がってしまいます。それでも十分使えますが、折角なので1.03以内にはなるようにと細心の注意を持ってハンダ付けしてます。
治具を作る前はパイプとリフレクター板の固定にかなり苦労しました。
因みにハンダ付け後に失敗したことが判り、やり直しをするため銅パイプとリフレクター板を外そうとすると、かなり長時間加熱することになりますので、同軸ケーブルの絶縁体が融けてインピーダンスが狂います。この状態で再度SWR調整(エレメントとリフレクターの間隔調整)してみるとエレメントとリフレクター板の距離がかなり近く(25mm以下に)なります。(本来は28mm~29mm)
こうしてできたアンテナはSWRは低いですが、電界強度計で測定してみると輻射がかなり弱くなっています。(ゲインの低下)
なのでパイプとリフレクター板のハンダ付けは一発勝負です。

銅パイプを挟む上段と銅パイプの高さ調整用の土台に分かれています。

下側の土台は裏側に高さ調整用のボルトを付けています。(ナットを溶接した受け金具をホームセンターで購入)

エレメントハンダ付け時には上側の木で銅パイプを挟み、高さ調整して使用しています。
ここまでやっても治具そのものの精度が良くないので、多少斜めになったりしますが、エレメントの歪みは後で調整が効くのであまり問題ありません。

銅パイプとリフレクターをハンダ付けする際は下側の土台だけ使用。
SWR調整(エレメントとリフレクター板の間隔調整)して、決めた位置でハンダ付けできるように下のボルトで調整します。
無い知恵を絞って作った治具ですが精度がイマイチなのでまだ苦労してハンダ付けしています。
他にもっといい方法があったら教えてください(^_^;)
Bi-Quad Antenna製作時にハンダ付けするのは
①エレメントを銅パイプへ付ける。
②銅パイプとリフレクター板を付ける。
の2回ですが、気を付けなければいけないのが②の銅パイプとリフレクター板のハンダ付けです。
エレメントとリフレクター板の間隔でインピーダンスが大きく変わりますので、折角SWR1.01程度に調整したつもりでもハンダ付けの位置が0.5mmもズレてしまうとSWR1.5程度まで上がってしまいます。それでも十分使えますが、折角なので1.03以内にはなるようにと細心の注意を持ってハンダ付けしてます。
治具を作る前はパイプとリフレクター板の固定にかなり苦労しました。
因みにハンダ付け後に失敗したことが判り、やり直しをするため銅パイプとリフレクター板を外そうとすると、かなり長時間加熱することになりますので、同軸ケーブルの絶縁体が融けてインピーダンスが狂います。この状態で再度SWR調整(エレメントとリフレクターの間隔調整)してみるとエレメントとリフレクター板の距離がかなり近く(25mm以下に)なります。(本来は28mm~29mm)
こうしてできたアンテナはSWRは低いですが、電界強度計で測定してみると輻射がかなり弱くなっています。(ゲインの低下)
なのでパイプとリフレクター板のハンダ付けは一発勝負です。

銅パイプを挟む上段と銅パイプの高さ調整用の土台に分かれています。

下側の土台は裏側に高さ調整用のボルトを付けています。(ナットを溶接した受け金具をホームセンターで購入)

エレメントハンダ付け時には上側の木で銅パイプを挟み、高さ調整して使用しています。
ここまでやっても治具そのものの精度が良くないので、多少斜めになったりしますが、エレメントの歪みは後で調整が効くのであまり問題ありません。

銅パイプとリフレクターをハンダ付けする際は下側の土台だけ使用。
SWR調整(エレメントとリフレクター板の間隔調整)して、決めた位置でハンダ付けできるように下のボルトで調整します。
無い知恵を絞って作った治具ですが精度がイマイチなのでまだ苦労してハンダ付けしています。
他にもっといい方法があったら教えてください(^_^;)
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