以前手に入れた
マキ電気のUTV-1200BⅡですが、後ろ側についているトグルスイッチの役割がイマイチよく解りませんでした。

Hight Low 切替スイッチ。
ネットから拾ってきた説明書によると
Lowパワー(1W)運用時
親機が1WでスイッチをLにした場合は出力1W。
親機の出力が200mW以下になると出力も下がってくる。
Hightパワー(10W)運用時
親機が10WでスイッチをHにした場合10W。
親機の出力が6~7Wから下がると出力も低下する。
と書かれているのですが、なんかイマイチよく理解できませんでした。
実際にパワー測定してみたくて以前から1.2GHz帯も測定できるパワー計をさがしていたのですが、ようやく入手しました。

クラニシのRW-112Lです。
入手してすぐに正常に動作するか確認してみました。
ダミーロードがいい加減な物しかなかったのですが、それなりの数値を示していたのでちゃんと使えそうでしたが、実際に測定するにはやはりしっかりしたダミーロードが欲しくて、あちこち探してnardaのダミーロードを入手しました。

DC~18GHz 入力は5Wまで。
アナライザーで測定したら上の方はSWRが結構上がっていますが、変換コネクタの位置でキャリブレーションしていませんので、まあこんなものかなと。
なんだかんだと高い周波数は手間もお金もかかりますね。(^^;
で、本日ようやく実際に測定してみました。

親機はFT-718ND 145MHz帯です。
その前に、FT-817ND自体のパワーを計ってみました。
取説のデータ 実測
L1 0.5W 0.7W
L2 1.0W 1.1W
L3 2.5W 2.4W
Hi 5.0W 4.3W
続いてUTV-1200BⅡの実測ですが、FT-817NDのパワーを切り替えてどうなるか見てみました。
背面スイッチH
L1 0.1W
L2 0.2W
L3 0.4W
Hi 0.8W
背面スイッチL
L1 1W
L2 1W
L3 1W
Hi 1W
という結果でした。
なんだ拾ってきた取説通りじゃん(笑)
背面スイッチをLにすると親機の出力200mW~1WでUTV-1200BⅡの出力は1W。
H側にする場合は、親機の出力を7~10W程度にすればUTV-1200BⅡも10Wになるという事のようです。
スポンサーサイト