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IC-705の受信性能

先日入手したIC-705をSOTA運用で2回使ってみたところ受信性能に少し疑問を感じました。

初めてSOTA運用で使用した際、海外から呼ばれるギリギリの信号がノイズに埋もれて聞き取れない事が何度かありました。
なんとなくFT-817NDやKX2なら取れたんじゃないかな?という気がしました。
国内からの信号に関しては聞こえる聞こえないがハッキリしているので、そのような事は無かったのですが。

そんな事もあり、2回目(大台ヶ原)の運用では比較用にKX2も持って行きました。

2020大台ヶ原/比較テスト
両方ともフィルターは500Hzに設定しています。
IC-705でCQを出し、海外から呼ばれたら急いでKX2にアンテナを繋ぎ替えて聞き比べてみました。

14MHzでCQを出していると何か信号が聞こえましたが全く符号が判りません。
慌ててKX2に繋ぎ替えたところ北米からの信号でした。

その後、オーストラリアから呼ばれた時も同じ。
もう一局、IC-705で聞き取れないのでKX2に繋ぎ替えたら北米の局でしたが、すぐに聞こえなくなってしまいました。

IC-705で弱い信号が聞き取れない原因の一つは内部ノイズのような気がしました。
ノイズリダクション等使ってみましたが当然無意味です。
カスカスの信号をなんとか聞こうとボリュームを上げると、おのずとノイズも大きくなり全く意味がありません。

(因みにFT-817NDはKX2と比べると若干内部ノイズがあるかな?という程度で交信に支障をきたす程ではありません。)

そんな事を仲間内に話をすると、確かにKX2と比べるとノイズは大きい気がする等の話はありましたが、まだ発売されて間もない機種でもあり、私のような経験をした方はいらっしゃいませんでした。

そんな話を受けて、JH0CJH局が自宅でIC-705とFT-817NDの受信比較をしたビデをを見せていただいたのですが、私の感覚とは違ってIC-705の方がはるかに弱い信号を復調できていました。

IC-705受信特性比較-1

動画を見るとIC-705の方が明らかによく聞こえてます。
何故こんな違いが出るのでしょう。
おそらく自宅という外来ノイズの多い環境と山の上というクリアな環境の違いではないかと推測しています。
FT-817NDは古い機種ですし、どうしてもパソコンや蛍光灯、エアコン等の外来ノイズに弱い(拾ってしまう)為、街中ではIC-705の方が優秀な成績になるが、山の上のクリアな環境では無線機自体の内部ノイズの問題でFT-817NDが優秀という事ではないかなと思いました。
私の勝手な推測なので実態は判りませんが。

と思っていたらJH0CJH局から山の上での実験レポートがでました。

IC-705受信特性比較-2

う~ん、山の上でもやはりIC-705の方が良い結果のようです。
私の耳の問題なのかな?それともタマタマ?
 
しばらくしてJH0CJH局から音声スペクトラムを使ったテストレポートがUPされました。

IC-705受信特性比較-3

これを見てなるほどと思いました。
やはりIC-705だと微弱な信号はノイズで聞こえないケースが出てくるようです。
ボリュームを上げると本来聞きたい600Hzの信号とともに300~400Hz付近のノイズも一緒に大きくなるので、これでは聞こえません。300Hz~400Hzのノイズカットが必要なんですね。

国内交信だと特に不都合を感じる事も無いと思いますが、QRP同士のDXの場合はチョット厳しいですね。
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コメント

ブログ、いつも拝見しています。

活発に活動されていますね。IC-705のリポート、参考になりました。

Re: ブログ、いつも拝見しています。

JA0JHQさん

ご覧いただきありがとうございます。
通常の使い方だと楽しいリグだと思います。機能てんこ盛りですし。
ただ、私のようにQRP同士のDXに拘ると使いづらいかな~という感じです。

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プロフィール

かつお

Author:かつお
3.11震災を機にアマチュア無線を始めました。
私立文系出身、事務方サラリーマンなので理屈は分からないですが、「とりあえずやってみる」であれこれ実験して遊んでます。