IC-705のマイク
- 2021/02/07
- 16:18
IC-705の付属スピーカーマイク(HM-243)ですが、結構かさばるな~と思っていました。
マイク用とスピーカー用のプラグがそれぞれあるので鬱陶しいし。
先日SOTA仲間のホームページを見ていたら、IC-705でのFT8運用の事や小型マイクの作り方など記載されたページを見つけました。
Little-CTC's
マイクの制作例を見ていて疑問に思ったのがコンデンサマイクを使っているのに電源を取っていません。
何でこんな事ができるのかな~とググってみたら月刊FB Newsの記事を見つけました。
2本のケーブルでマイクとPTTを制御できる不思議
なんだか難しくてほとんど理解できませんが、要はICOMのリグは電源無しでもコンデンサマイクが動作するそうです。
IC-705のスピーカーマイクに関しては私の使い方からすると嵩張るし、何とかしたいと思っていたので作ってみることにしました。
〈私のマイクの使い方〉
・そもそもフォーンにはほとんど出ない。
・スピーカーは本体についているので不要(マイクだけでよい)
(カスカスの信号を拾いたければヘッドホンをする。)
・スピーカーマイクについているUP DOUNボタンやABボタン等は使う事が無い。
メモリーキーを割り当てたり便利そうですが、別途外部メモリーパッドを作ったので不要)
という事で極シンプルにマイク機能だけあれば事足ります。
早速作ってみようと思いましたが、先ほどの2つのサイトを見比べると回路が少し違います。コンデンサの容量とか。
何が正解か判らないので一旦ブレッドボード上でいろいろ試してみました。

抵抗の値やコンデンサの容量を変えたり、パーツの位置を変えてみたり。
実際に送信してみて、IC-7300で受信・録音した音声を確認してみた結果下の回路で組む事にしました。

因みに付属スピーカーマイクと比較してみたところ、自作コンデンサマイクの方が明瞭度が良かったです。
マイクロフォン自体の音響特性や、防滴対応で音が籠るとかもあるのかもしれません。
ただ、今回は自宅でテストしていたため、あまり大声を出せなかったので、状況によっては聞こえ方も変わってくるかもしれません。

手元に適当なケースが無かったので、とりあえずFRISKケースを加工しました。
もっと小さなケースでいいんですけどね。

完成。

かなりコンパクトです。

早速近所の公園へ行って運用してみました。

最初に2mSSBでCQを出してみました。
応答いただいた方に協力いただき、ノーマルマイクと自作マイクを聞き比べていただきました。
最初の方曰く、自作マイクの方は時々ポツポツと音が入る。との事。BOXを使っているような感じに聞こえるとの事。
次にテストに付き合っていただいた方からは、マイクと口の間はどのくらい空いているかと聞かれ、1cm程度だと答えました。
話の途中でポツポツ聞こえるのは息が吹きかかった時だと思うので、口を話してみたらどうかと言われ、6~7cm離してみたところ、ポツポツという変な音は出なくなったとの事。
SSBだと声の大きさがパワーになるのでついついマイクに口をくっつけるように喋っていましたが、これが良く無いみたいですね。
普段フォーンには殆ど出ないので知りませんでした。
マイクは口から話して大声で話す方が良いとアドバイスをいただきました。
ところで付属マイクと比較してどうですかと聞いたところ、交信する上では全く問題ないとの返答。
どちらが良いとか悪いとか言ってくれなかったので、やはり付属マイクの方が聞きやすいのかな?
まあ、音については個人の好みもあるので一概に良い悪いは言いにくいのかもしれませんけど。
次に7MHzに出てみました。
といってもコンディションがいいのか隙間がありません。
あちこちバンド内をウロウロして多少被りはありましたが、無理やりCQを出してみました。
が、やはりQRPではなかなか呼ばれず。そうこうしていると、にわかに雲行きが怪しくなり、強風が吹きだしました。
仕方がないので2エリアでCQをだしている局が居たので自作マイクでお声がけしたところ一発で取ってもらえました。
音声についてどうかと聞いてみましたが、やはり5WQRPでSSBだと厳しいみたいでQSBの谷間に入って聞き取っていただけませんでした。
雨がバラバラと降り出したので、仕方なく交信終了となりました。
とりあえず問題無く使えそうなので、HM-243は箱に収納して自作マイクを使う事にしようと思います。
マイク用とスピーカー用のプラグがそれぞれあるので鬱陶しいし。
先日SOTA仲間のホームページを見ていたら、IC-705でのFT8運用の事や小型マイクの作り方など記載されたページを見つけました。
Little-CTC's
マイクの制作例を見ていて疑問に思ったのがコンデンサマイクを使っているのに電源を取っていません。
何でこんな事ができるのかな~とググってみたら月刊FB Newsの記事を見つけました。
2本のケーブルでマイクとPTTを制御できる不思議
なんだか難しくてほとんど理解できませんが、要はICOMのリグは電源無しでもコンデンサマイクが動作するそうです。
IC-705のスピーカーマイクに関しては私の使い方からすると嵩張るし、何とかしたいと思っていたので作ってみることにしました。
〈私のマイクの使い方〉
・そもそもフォーンにはほとんど出ない。
・スピーカーは本体についているので不要(マイクだけでよい)
(カスカスの信号を拾いたければヘッドホンをする。)
・スピーカーマイクについているUP DOUNボタンやABボタン等は使う事が無い。
メモリーキーを割り当てたり便利そうですが、別途外部メモリーパッドを作ったので不要)
という事で極シンプルにマイク機能だけあれば事足ります。
早速作ってみようと思いましたが、先ほどの2つのサイトを見比べると回路が少し違います。コンデンサの容量とか。
何が正解か判らないので一旦ブレッドボード上でいろいろ試してみました。

抵抗の値やコンデンサの容量を変えたり、パーツの位置を変えてみたり。
実際に送信してみて、IC-7300で受信・録音した音声を確認してみた結果下の回路で組む事にしました。

因みに付属スピーカーマイクと比較してみたところ、自作コンデンサマイクの方が明瞭度が良かったです。
マイクロフォン自体の音響特性や、防滴対応で音が籠るとかもあるのかもしれません。
ただ、今回は自宅でテストしていたため、あまり大声を出せなかったので、状況によっては聞こえ方も変わってくるかもしれません。

手元に適当なケースが無かったので、とりあえずFRISKケースを加工しました。
もっと小さなケースでいいんですけどね。

完成。

かなりコンパクトです。

早速近所の公園へ行って運用してみました。

最初に2mSSBでCQを出してみました。
応答いただいた方に協力いただき、ノーマルマイクと自作マイクを聞き比べていただきました。
最初の方曰く、自作マイクの方は時々ポツポツと音が入る。との事。BOXを使っているような感じに聞こえるとの事。
次にテストに付き合っていただいた方からは、マイクと口の間はどのくらい空いているかと聞かれ、1cm程度だと答えました。
話の途中でポツポツ聞こえるのは息が吹きかかった時だと思うので、口を話してみたらどうかと言われ、6~7cm離してみたところ、ポツポツという変な音は出なくなったとの事。
SSBだと声の大きさがパワーになるのでついついマイクに口をくっつけるように喋っていましたが、これが良く無いみたいですね。
普段フォーンには殆ど出ないので知りませんでした。
マイクは口から話して大声で話す方が良いとアドバイスをいただきました。
ところで付属マイクと比較してどうですかと聞いたところ、交信する上では全く問題ないとの返答。
どちらが良いとか悪いとか言ってくれなかったので、やはり付属マイクの方が聞きやすいのかな?
まあ、音については個人の好みもあるので一概に良い悪いは言いにくいのかもしれませんけど。
次に7MHzに出てみました。
といってもコンディションがいいのか隙間がありません。
あちこちバンド内をウロウロして多少被りはありましたが、無理やりCQを出してみました。
が、やはりQRPではなかなか呼ばれず。そうこうしていると、にわかに雲行きが怪しくなり、強風が吹きだしました。
仕方がないので2エリアでCQをだしている局が居たので自作マイクでお声がけしたところ一発で取ってもらえました。
音声についてどうかと聞いてみましたが、やはり5WQRPでSSBだと厳しいみたいでQSBの谷間に入って聞き取っていただけませんでした。
雨がバラバラと降り出したので、仕方なく交信終了となりました。
とりあえず問題無く使えそうなので、HM-243は箱に収納して自作マイクを使う事にしようと思います。