TEP (Trans-equatorial propagation)
- 2021/03/20
- 19:32
昨日の"れいせんGC"からの続きで、竜王山(SOTA JA/OS-012)の話ですが、少し前置きを。
以前、SOTA Reflectorで赤道横断伝搬(Trans-equatorial propagation)の実験をやろうという企画があり、各国のアクティベーターが参加していました。
VHF帯の電波が春分や秋分のコンディションのいい時期に赤道を超えて5,000kmから場合によっては10,000kmも離れた地域と交信できることがあるそうです。
(NICTの資料)ご興味のある方はクリックしてみてください。
日本からだとオーストラリアが丁度位置的にいいみたいです。
50MHzであれば過去に交信出来たという話はいくらでもありますし、私も過去にニューカレドニアと交信したこともあるのですが、144MHz帯だとどうなのか。
オーストラリアのFM放送が聞こえたなんて話もあるので運がよければ出来るかも。
もしできたら凄いな~。という事で随分以前から日没直後の時間帯に144MHz帯での運用を計画していました。
まだまだ、太陽黒点数も少ないので厳しいかもしれませんし、今回は平日なのでそもそもチャンスも少ないかもしれませんが。
そんな計画をしていたので2.5W運用では話にならないのでケーブルを取りに帰ってから竜王山へ。

いつもの場所に駐輪。
宝池寺へ向かう途中。沢山の石碑の周りの杉が沢山倒れていました。台風のせいでしょうか。

宝池寺の境内には桜が綺麗に咲いていました。

切り出した倒木から作ったスウェーデントーチや薪がありました。
ご自由にどうぞと言われても、相当な重量なので気軽に持って帰れません(^^;

15分程で三角点に到着。

とりあえず12時を回っていたので腹ごしらえから。

ゆっくり食事を終え、展望台の上にVCHアンテナを設置。
寝屋川から大阪市内まで一望です。
時間も早いので7MHzからスタート。国内チェイサー各局と交信。
しばらくすると、デジタル信号が出てきたので終了。
10MHzに移ると、沖縄の外人さん2局と交信できましたが、他は全くダメ。国内スキップしていたようです。
その後、18MHz、21MHzと運用し、アジアの国々と交信。
日が傾いてきたため、ヨーロッパを狙おうと14MHzに出てみましたが、今回は残念ながらヨーロッパ方面は開けませんでした。

日が沈んだので144MHzの準備をします。
今回の為に用意したELH-265D(アルインコのリニアアンプ)
FT-817用とリニア用でそれぞれバッテリーを持ってきたので重たかった。

3エレ八木を水平偏波にしてオーストラリアに向けました。
結果は・・・・
ダメでした~
CWでひたすらCQをだしていると超ローカルから呼ばれましたが、他は全く応答なし。
SSBに出てみたら、これまた超ローカルからお声がけ。
水平にしているので近隣からはあまり呼ばれないだろうと思っていましたが、あまりにも近所だとお互いSメーター振り切り。
DX狙いで運用しているとお話しすると、それは邪魔して申し訳ないと言いながら、話が長い長い。
時刻も19時を回ったので、今回の実験は終了しました。

綺麗な夜景にお別れして撤収。
もう少し、黒点数が増えないとダメなのかな~?
今回は平日という事もあったので、今度は土曜の夜にでもやってみたいと思います。
〈竜王山運用結果〉
7MHz 11局(JAのみ)
10MHz 2局(JAのみ)
14MHz 3局(スウェーデン:1局、チェコスロバキア:1局、オーストラリア:1局)
18MHz 7局(JA:3局、インドネシア:1局、中国:1局、ニュージーランド:1局、オーストラリア:1局)
21MHz 2局(インドネシア:1局、台湾:1局)
144MHz 3局(JAのみ)
Equipment
Rig : FT-817ND+ELH-265D HF(5W) 144MHz(30W)
Ant : VCH(Handmade vertical antenna) , 3eleYagi
以前、SOTA Reflectorで赤道横断伝搬(Trans-equatorial propagation)の実験をやろうという企画があり、各国のアクティベーターが参加していました。
VHF帯の電波が春分や秋分のコンディションのいい時期に赤道を超えて5,000kmから場合によっては10,000kmも離れた地域と交信できることがあるそうです。
(NICTの資料)ご興味のある方はクリックしてみてください。
日本からだとオーストラリアが丁度位置的にいいみたいです。
50MHzであれば過去に交信出来たという話はいくらでもありますし、私も過去にニューカレドニアと交信したこともあるのですが、144MHz帯だとどうなのか。
オーストラリアのFM放送が聞こえたなんて話もあるので運がよければ出来るかも。
もしできたら凄いな~。という事で随分以前から日没直後の時間帯に144MHz帯での運用を計画していました。
まだまだ、太陽黒点数も少ないので厳しいかもしれませんし、今回は平日なのでそもそもチャンスも少ないかもしれませんが。
そんな計画をしていたので2.5W運用では話にならないのでケーブルを取りに帰ってから竜王山へ。

いつもの場所に駐輪。
宝池寺へ向かう途中。沢山の石碑の周りの杉が沢山倒れていました。台風のせいでしょうか。

宝池寺の境内には桜が綺麗に咲いていました。

切り出した倒木から作ったスウェーデントーチや薪がありました。
ご自由にどうぞと言われても、相当な重量なので気軽に持って帰れません(^^;

15分程で三角点に到着。

とりあえず12時を回っていたので腹ごしらえから。

ゆっくり食事を終え、展望台の上にVCHアンテナを設置。
寝屋川から大阪市内まで一望です。
時間も早いので7MHzからスタート。国内チェイサー各局と交信。
しばらくすると、デジタル信号が出てきたので終了。
10MHzに移ると、沖縄の外人さん2局と交信できましたが、他は全くダメ。国内スキップしていたようです。
その後、18MHz、21MHzと運用し、アジアの国々と交信。
日が傾いてきたため、ヨーロッパを狙おうと14MHzに出てみましたが、今回は残念ながらヨーロッパ方面は開けませんでした。

日が沈んだので144MHzの準備をします。
今回の為に用意したELH-265D(アルインコのリニアアンプ)
FT-817用とリニア用でそれぞれバッテリーを持ってきたので重たかった。

3エレ八木を水平偏波にしてオーストラリアに向けました。
結果は・・・・
ダメでした~
CWでひたすらCQをだしていると超ローカルから呼ばれましたが、他は全く応答なし。
SSBに出てみたら、これまた超ローカルからお声がけ。
水平にしているので近隣からはあまり呼ばれないだろうと思っていましたが、あまりにも近所だとお互いSメーター振り切り。
DX狙いで運用しているとお話しすると、それは邪魔して申し訳ないと言いながら、話が長い長い。
時刻も19時を回ったので、今回の実験は終了しました。

綺麗な夜景にお別れして撤収。
もう少し、黒点数が増えないとダメなのかな~?
今回は平日という事もあったので、今度は土曜の夜にでもやってみたいと思います。
〈竜王山運用結果〉
7MHz 11局(JAのみ)
10MHz 2局(JAのみ)
14MHz 3局(スウェーデン:1局、チェコスロバキア:1局、オーストラリア:1局)
18MHz 7局(JA:3局、インドネシア:1局、中国:1局、ニュージーランド:1局、オーストラリア:1局)
21MHz 2局(インドネシア:1局、台湾:1局)
144MHz 3局(JAのみ)
Equipment
Rig : FT-817ND+ELH-265D HF(5W) 144MHz(30W)
Ant : VCH(Handmade vertical antenna) , 3eleYagi
スポンサーサイト