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IC-705のマイク(その2)

IC-705は今年の3月頃にファームウェアがバージョンアップされ、スピーカーマイクのアップ・ダウンキーにCWのメモリーキーやフォーン時のボイスメモリーを割り当てられるようになりました。

IC705マイク自作/HM243
A・BだけでなくUp Downボタンにも機能割当てができるようになった。

これまで割当てられるのはABキーのみで2チャンネルだと使い勝手が悪い為、外部キーパッドを作成、マイクも自作して小さなものを使用していました。

今回のバージョンアップでマイクだけで4チャンネル使えるのであれば余計な物を付ける必要がないのでなかなかいいなと思いましたが、スピーカーは本体のスピーカーから聞くので要りません。(ノイズすれすれの信号を聞くときはヘッドホンをします)

という事でHM-273のスピーカー機能を抜いたマイクを作ってみました。

IC705マイク自作/中身
とりあえずHM-273の中身を見てみました。

IC705マイク自作/解析
いくつかHM-273の回路図を掲載したブログを発見しましたが、どれも皆少しずつ内容が違っていますし、間違いもあるようです。
抵抗はテスターで測定、導通がどこにあるかチェック。

IC705マイク自作/HM243回路図
判らないところはツイッターでお知恵拝借したり、アチコチ調べましたがよく判りません。自信はありません。
チップコンデンサーは何の表記も無いのでネット上の回路図にかかれていた値です。
ボイスメモリーに録音するには電源が必要になりますのでIC-705のジャックから3.3Vを引き出します。(上の2.2k、220Ω)のライン)
下側にUp、Down、A、Bのスイッチ
コンデンサマイクはCZ034Fという物のようです(ネット情報で確認したわけではありません)
中国のメーカーのようですが、販売サイトは見つけられませんでした。
仕方ないので手持ちの秋月のWM61Aを使う事にします。
データシートを見ると秋月の物よりゲインが高いようです。

IC705マイク自作/HM243シュミレーション
とりあえずブレッドボード上で組み立ててテストしてみました。
が、やはりコンデンサマイクに合った回路にしないとダメみたいです。
マイクゲインがかなり低くなっているようです。
SSBではALCは殆ど振れません。
一応その他の機能(Up、Down、A、B)やボイスメモリーの録音も問題なくできることは確認できました。

仕方ないので以前作ったマイクの回路で作る事にしました。
IC705マイク自作/回路図
以前作った回路に電源供給用のラインと録音用にPTTとパラにつないだコンデンサ、4つのボタンが付いた感じです。

IC705マイク自作/シュミレーション
再度ブレッドボード上でテスト。
やはりコンデンサマイクに合った回路だといい感じです。
HM-243とほぼ同等かと思います。

早速制作にかかります。
IC705マイク自作/試作
一通り組んだところでテストをしてみたところ、どうも挙動がおかしい。
なんでだろうと基板を睨みつけていましたが、疲れてきたので一旦休憩。
後でもう一度見直したら、グランドラインが繋がっていませんでした(^^;

IC705マイク自作/制作
何とか完成。

IC705マイク自作/裏
裏はこんな感じです。
毎度パズルみたいで苦手です。

IC705マイク自作/4極プラグ
今回の工作で一番厄介だったところはこの2.5mmの4極プラグのハンダ付けでした。
細かいものが見えなくて、ほぼ感で半田付けしています。

IC705マイク自作/ケーブル
続いてケース加工に移ります。
出来るだけコンパクトにしたいのでフリスクのケースに仕込みます。

IC705マイク自作/ケース加工
フリスクケースは割れやすいので極細のドリルで穴を開け、徐々に太いドリルを使い、最後はリューターで成形します。

IC705マイク自作/収納
少し高さが足りなかったので基板の下にPPシートを入れて調整。無事収まりました。

IC705マイク自作/完成
完成しました。(黄色いのは以前作ったもの)

これでメモリーキーヤー4チャンネル使えますし、ボイスメモリーの録音も問題無し。
HM-243より格段に軽くコンパクトなので山に持って行くには最適です。
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プロフィール

かつお

Author:かつお
3.11震災を機にアマチュア無線を始めました。
私立文系出身、事務方サラリーマンなので理屈は分からないですが、「とりあえずやってみる」であれこれ実験して遊んでます。