須留ヶ峰(SOTA JA/HG-018)
- 2022/04/02
- 21:09
今日は先週天候が悪くて登れなかった須留ヶ峰(SOTA JA/HG-018)へ行ってきました。
この山は兵庫県養父市と朝来市の境界にある標高1054mの山です。
それほど高い山ではありませんが、かなり奥地にあるのと、歩行距離が長いので、これまでSOTAの運用をされた方は誰も居ません。

位置的にはこのようになっています。
随分前から計画していましたが、この辺りはかなり雪深い地域で、初めて登るのにいきなり真冬は危険だと思い、今の時期になりました。
県道70号線から餅耕地集落に入り、一番奥の林道から登りました。

登山道は不明瞭なところが多く、急勾配です。
急勾配の斜面に九十九折れの道を切ってありますが、九十九折れの道も急勾配で、滑りやすく下りは危険なところも多いです。
また、渡河も数か所あります。
お気軽ハイキングには向かないですね。
登り3時間、下り2時間半でした。

早朝4時に自宅を出発し6時前に県道70号線を走っていると須留ヶ峰らしき山が見えてきました。
写真では判りずらいですが、山頂が白くなっています。
雪が残っているようです。

餅耕地集落を抜け、林道脇の空き地に車を停めました。

6時20分スタート。
しばらく沢沿いの林道歩きが続きます。

林道の両側にはミツマタが沢山咲いていました。

途中にあった案内図です。
須留ヶ峰の文字の下にある山頂は大杉山です。
須留ヶ峰はその左後ろにある1053mです。

林道の終点から登山道に入ります。

しばらく歩くと丸太橋がありました。

写真でみると実感が湧きませんが、目の前にするとかなり怖いです。

標高が上がってくると、所々残雪がありました。

渓流が綺麗です。

高さ10mはあると思われる大岩の横を通過。

また、丸太橋が出てきましたが、とても通れそうにないので迂回して渡河。

これもパス。

これは大丈夫。

ここまで滑りやすい急坂を歩いてきたので少々疲れて丸太橋の横で小休憩。

丸太橋を渡った後、しばらく行くと大きな滝で行き止まりです。(写真では判りにくいですが奥に滝があります)
ここから右の急斜面に切られた急傾斜の九十九折れ道を登って行きます。
かなり砂利が浮いていて滑りやすいです。

急傾斜を登っていく途中、先ほどの滝が眼下に見えました。

急勾配を登り切り、再び林道にでました。
かなり崩れています。

林道終点に到着。ここから再び山道に入ります。

林道終点からは大杉山が良く見えました。

しばらく歩き、標高800m付近で炭焼き窯跡と思われる遺構がありました。
こんな山奥でやってたんですね。ちょっとビックリ。

登山道を進んでいると右の斜面の上に尾根が見えました。
あそこを歩くんだと思ったら、ショートカットしてみたくなりました。
ショートカットや直登すると、浮石だらけの急勾配でいつも難儀するのですが、何故かいつも登ってみたくなるんですよね。
案の定、難儀して尾根にたどり着きました。下山時は危険なのでちゃんとした登山道を通りました。

尾根道は快適です。
気温は3℃しかありませんが、ほとんど風も無く、日が射しているので寒くはありません。
歩いていると丁度いい気温です。

大杉山へ到着。

氷ノ山から鉢伏山、ハチ北高原の辺りがよく見えました。

須留ヶ峰への尾根道を歩いていると残雪が多くなってきました。

山頂が見えたと思って登ってみたら偽ピークでした。
向こうに見えているのが須留ヶ峰でした。
なんてことを数回・・・。

ようやく須留ヶ峰到着。
結構厚い雪に覆われていました。

少し曲がった山頂碑。

三角点は頭だけ見えていました。(二等三角点 須留ヶ峰)

早速運用準備。
ただ、山頂の雪は日に照らされて表面はザラメ状ですが、その下はカチコチに凍っていて、ペグがなかなか刺さりません。
何とか無理やり打ち込んでVCHアンテナを立てました。
時刻は10時前、もう北米へのパスは終わったかなと思いながらも14MHz~21MHzまで運用しましたが、北米どころかほとんど呼ばれません。
数日前からK値が跳ね上がっていたので嫌な予感はしていましたが、かなりコンディションが悪いみたいでした。
7MHzもバンド内わりと空いていました。
こちらもあまり良く無かったようです。
また、運用中に気温が上がってきて氷が緩んだのか、チョットした風でペグが抜けアンテナが倒れる事数回(^^;
一旦食事休憩の後、10MHzにでてみましたが、こちらもイマイチ。
最後に28MHzに出てみましたがボーズでした。
11時を回ったので、急いで撤収。

12時に下山開始。
山頂直下の急勾配でスリップダウンしてしまいました。
地面に堆積した落ち葉は、見た目は乾燥していますが、その下の土は雪解け水でかなりぬかるんでいたようです。
気をつけていたつもりなんですけど(^^;

尾根道には馬酔木が沢山あるのですが、マダニがいっぱいでした。
馬酔木に触れるとズボンに数匹マダニがくっ付いてきます(^^;

急勾配の斜面を下りた後は綺麗な渓流を見ながらのんびり下山。
途中、頭から水をかぶってみたら、メチャメチャ冷たかったです。
雪解け水なので当たり前ですね。手を付けて5秒もすると痛くなるほどでした。

14時半頃下山完了。

標高グラフです。片道5km弱でした。
今日は気温は山頂到着時は3℃程でしたが、日が当たり、風も無く、穏やかな天候で快適でした。
〈本日の運用結果〉
7MHz 7局(JAのみ(S2S:3局))
10MHz 5局(JAのみ)
14MHz 4局(JA:3局、台湾:1局)
18MHz 1局(JAのみ)
Equipment
Rig : KX2 (5W)
Ant : VCH
この山は兵庫県養父市と朝来市の境界にある標高1054mの山です。
それほど高い山ではありませんが、かなり奥地にあるのと、歩行距離が長いので、これまでSOTAの運用をされた方は誰も居ません。

位置的にはこのようになっています。
随分前から計画していましたが、この辺りはかなり雪深い地域で、初めて登るのにいきなり真冬は危険だと思い、今の時期になりました。
県道70号線から餅耕地集落に入り、一番奥の林道から登りました。

登山道は不明瞭なところが多く、急勾配です。
急勾配の斜面に九十九折れの道を切ってありますが、九十九折れの道も急勾配で、滑りやすく下りは危険なところも多いです。
また、渡河も数か所あります。
お気軽ハイキングには向かないですね。
登り3時間、下り2時間半でした。

早朝4時に自宅を出発し6時前に県道70号線を走っていると須留ヶ峰らしき山が見えてきました。
写真では判りずらいですが、山頂が白くなっています。
雪が残っているようです。

餅耕地集落を抜け、林道脇の空き地に車を停めました。

6時20分スタート。
しばらく沢沿いの林道歩きが続きます。

林道の両側にはミツマタが沢山咲いていました。

途中にあった案内図です。
須留ヶ峰の文字の下にある山頂は大杉山です。
須留ヶ峰はその左後ろにある1053mです。

林道の終点から登山道に入ります。

しばらく歩くと丸太橋がありました。

写真でみると実感が湧きませんが、目の前にするとかなり怖いです。

標高が上がってくると、所々残雪がありました。

渓流が綺麗です。

高さ10mはあると思われる大岩の横を通過。

また、丸太橋が出てきましたが、とても通れそうにないので迂回して渡河。

これもパス。

これは大丈夫。

ここまで滑りやすい急坂を歩いてきたので少々疲れて丸太橋の横で小休憩。

丸太橋を渡った後、しばらく行くと大きな滝で行き止まりです。(写真では判りにくいですが奥に滝があります)
ここから右の急斜面に切られた急傾斜の九十九折れ道を登って行きます。
かなり砂利が浮いていて滑りやすいです。

急傾斜を登っていく途中、先ほどの滝が眼下に見えました。

急勾配を登り切り、再び林道にでました。
かなり崩れています。

林道終点に到着。ここから再び山道に入ります。

林道終点からは大杉山が良く見えました。

しばらく歩き、標高800m付近で炭焼き窯跡と思われる遺構がありました。
こんな山奥でやってたんですね。ちょっとビックリ。

登山道を進んでいると右の斜面の上に尾根が見えました。
あそこを歩くんだと思ったら、ショートカットしてみたくなりました。
ショートカットや直登すると、浮石だらけの急勾配でいつも難儀するのですが、何故かいつも登ってみたくなるんですよね。
案の定、難儀して尾根にたどり着きました。下山時は危険なのでちゃんとした登山道を通りました。

尾根道は快適です。
気温は3℃しかありませんが、ほとんど風も無く、日が射しているので寒くはありません。
歩いていると丁度いい気温です。

大杉山へ到着。

氷ノ山から鉢伏山、ハチ北高原の辺りがよく見えました。

須留ヶ峰への尾根道を歩いていると残雪が多くなってきました。

山頂が見えたと思って登ってみたら偽ピークでした。
向こうに見えているのが須留ヶ峰でした。
なんてことを数回・・・。

ようやく須留ヶ峰到着。
結構厚い雪に覆われていました。

少し曲がった山頂碑。

三角点は頭だけ見えていました。(二等三角点 須留ヶ峰)

早速運用準備。
ただ、山頂の雪は日に照らされて表面はザラメ状ですが、その下はカチコチに凍っていて、ペグがなかなか刺さりません。
何とか無理やり打ち込んでVCHアンテナを立てました。
時刻は10時前、もう北米へのパスは終わったかなと思いながらも14MHz~21MHzまで運用しましたが、北米どころかほとんど呼ばれません。
数日前からK値が跳ね上がっていたので嫌な予感はしていましたが、かなりコンディションが悪いみたいでした。
7MHzもバンド内わりと空いていました。
こちらもあまり良く無かったようです。
また、運用中に気温が上がってきて氷が緩んだのか、チョットした風でペグが抜けアンテナが倒れる事数回(^^;
一旦食事休憩の後、10MHzにでてみましたが、こちらもイマイチ。
最後に28MHzに出てみましたがボーズでした。
11時を回ったので、急いで撤収。

12時に下山開始。
山頂直下の急勾配でスリップダウンしてしまいました。
地面に堆積した落ち葉は、見た目は乾燥していますが、その下の土は雪解け水でかなりぬかるんでいたようです。
気をつけていたつもりなんですけど(^^;

尾根道には馬酔木が沢山あるのですが、マダニがいっぱいでした。
馬酔木に触れるとズボンに数匹マダニがくっ付いてきます(^^;

急勾配の斜面を下りた後は綺麗な渓流を見ながらのんびり下山。
途中、頭から水をかぶってみたら、メチャメチャ冷たかったです。
雪解け水なので当たり前ですね。手を付けて5秒もすると痛くなるほどでした。

14時半頃下山完了。

標高グラフです。片道5km弱でした。
今日は気温は山頂到着時は3℃程でしたが、日が当たり、風も無く、穏やかな天候で快適でした。
〈本日の運用結果〉
7MHz 7局(JAのみ(S2S:3局))
10MHz 5局(JAのみ)
14MHz 4局(JA:3局、台湾:1局)
18MHz 1局(JAのみ)
Equipment
Rig : KX2 (5W)
Ant : VCH
スポンサーサイト