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HFビームアンテナ(その3)

少し間が空いてしまいましたが、HFビームアンテナの実験は継続中です。

前回の記事ではインピーダンスが低い為、給電部にトランスを入れたらどうかと実験していましたが上手くいきませんでした。

HFビーム/トランスその2
別のバターンのトランスを作ってみましたが、これも全くダメ。
やはりチューナーが必要です。

HFビーム/チューナー1
という事でT68-6材に適当にエナメル線を巻いて、ポリバリコンと組み合わせてチューナーを作ってみました。

HFビーム/回路図
こんな感じの回路です。

実際に使用してみたら、全くダメ。
コイルを巻きすぎでした。

HFビーム/チューナー2
という事で巻き数を6Tとしました。
この状態で14MHzは同調が取れましたが、21MHz、18MHzはダメでした。
チューナーを入れずに直接給電した場合のインピーダンスを再測定してみると、21、18は22~24Ωでしたが、14MHzが62Ωもありました。
設計上インピーダンスはかなり低くなるはずなので、根本的にエレメントの調整をミスっている事が発覚。

エレメント調整を一からやり直して、本日再度テストを行いました。
HFビーム/チューナーテスト
近所の空き地で調整。

HFビーム/間隔紐
因みにエレメント間隔をイチイチ計ってられないので、1.93mになるように紐で固定しました。

HFビーム/SWR
チューナーは上手く出来たようです。14MHz、18MHz、21MHzともほぼSWR1.0、インピーダンス50Ωになりました。

一応できましたが、果たしてこれで本当にビームアンテナとして機能するのか。
八木アンテナなんてほとんと使ったことも、ましてや作ったことが無いのでよく判りません。

とりあえず各バンドともCQを出してみました。
といっても、この場所は周囲を山に囲まれているので、打ち上げ角の低いアンテナではほとんど飛ばないと思いますが。
14MHzではバック方向のソウルから呼ばれました。が、RBNには拾われず。
18MHzはボーズ。RBNは北京(バック方向)で拾われました。
21MHzはローカル局と交信。RBNはオーストラリア(サイド方向)に拾われました。
周りを山に囲まれているだけに何ともよく判らない結果になりました。

今後、折をおみて実験していきたいと思います。
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プロフィール

かつお

Author:かつお
3.11震災を機にアマチュア無線を始めました。
私立文系出身、事務方サラリーマンなので理屈は分からないですが、「とりあえずやってみる」であれこれ実験して遊んでます。

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