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伝播実験&アンテナテスト

先日SOTA Reflectorを見ていると、オーストラリアのVK2AD局がヨーロッパ局に対し、14MHzのロングパスの実験をやろうと声掛けしていました。
面白そうだったので以前作った2エレバーチカル八木の実験を兼ねて近所の歌垣山(SOTA JA/OS-018)に行ってきました。

20220924歌垣山/到着
15時40分山頂直下に到着。

20220924歌垣山/南向き
早速準備。
ヨーロッパとのロングパス実験なので、ビームを南向きに設置。
RBNを見ているとオーストアリアにはガッツリ届いていますが、ヨーロッパには届いていないような~
と思っていたらスロベニアから呼ばれました。これがロングパスなのかな?
その後全く呼ばれないし、実験に参加しているヨーロッパ局もオーストラリア局も聞こえないので、ビームを北向きに変更。
これが結構大変。
ポールを倒して前後入れ替えて設置。
レジャーシートをズリズリ引っ張ってシャックの引越し。

RBNを見ていると、カリブまで飛んでいるようですが、全く呼ばれません。
実験参加局も聞こえません。
コンディション悪かったのでしょうか?
やっぱり南向きが良いのかなと、再度南向きに変更。
でも、やっぱり呼ばれないので、リニア投入。

20220924歌垣山/システム
MX-P50Mにローパスフィルターを噛まして30W運用。
いきなりバックのロシア(ヨーロッパ)から呼ばれましたが、その後はJA局とオーストラリアが1局のみ。
RBN上は近隣の中国、アジアンロシア以外は南に飛んでいました。

再度ビームを北向きに。
RBNでは南には飛んでいませんでしたが、北方向もイマイチ。

20220924歌垣山/RBN
オレンジの枠が南向き、ブルーの枠が北向きビームです。

結局なんだかよく判らない結果でしたが、ビーム自体はそれなりに効いているみたいでした。
ただ、山での運用であれば八木は大変ですね。
ダイポールの方が良さそうです。適正な高さに上げたダイポールであれば7dBi程のゲインも確保できますし、打ち上げ角も低くDX向き。ロングパスもショートパスも受けられますし。(但し、マルチパスになるとエコーが掛かって厳しいですけど)

〈運用結果〉
 14MHz 6局(JA:2、アジアンロシア:1、オーストラリア:1、ニュージーランド:1、スロベニア:1
 18MHz 5局(JA4、オーストラリア:1)
 21MHz 2局(JA:1,ヨーロピアンロシア:1)

Equipment
 Rig : KX2 + MX-P50M
 Ant : 2ele Vertical Yagi
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プロフィール

かつお

Author:かつお
3.11震災を機にアマチュア無線を始めました。
私立文系出身、事務方サラリーマンなので理屈は分からないですが、「とりあえずやってみる」であれこれ実験して遊んでます。

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