FT-817NDのマイク自作
- 2022/12/28
- 19:53
今年は最後にもう1座、山で運用したかったのですが、仕事が片付かないし、週末には子供達が帰ってくるので行けそうも有りません。
仕方ないので以前から作ろうと思っていたFT-817NDの小型マイクを仕事の合間に作ってみました。
(KX2を購入してからFT-817NDの出番が殆んど無くなった為、後回しになっていました)
回路はJA1CTCさんのブログを参考にさせていただきました。


とりあえずブレッドボード上で組んで動作確認。
IC-705やKX2のように電源につながずに使えないかと試してみましたが、やっぱりダメですね。
とりあえず手持ちのLANケーブルを使ってみましたが、太くて取り回しがイマイチです。

という事で、ダイソーの平ケーブルを買ってきました。

ただ、皮むきが大変。線も細いし。

一応動作確認はできましたが、線が細すぎてすっぽ抜けてしまいます(^^;
それと、LAN線を直接マイクに半田付けすると、ザックに入れた際マイクの根元でLAN線が痛みそうな気がしました。
マイクにLANのジャックを付けた方が無難な気がします。LAN線だけ交換もできるし。

という事で秋月のDIP化キットを購入。

LAN線も細い物がありました。

基板に取り付けてみました。
出来るだけ高さを抑えるためにDIP基板の裏の余計な突起は全てカットしました。

裏側はエナメル線で配線。

とりあえず動作確認してみました。
FT-817NDから送信してIC-7300で受信・録音してノーマルマイクとの違いを聞き比べてみましたが、何故か自作マイクはかなり聞き取りにくい。
もちろん付属マイクとは音質は全く違いますが、音質というより何を言っているのか判りずらい感じです。
抵抗値を変えてみたり、コンデンサを変えたりしましたが、改善せず悩んでいましたが、FT-817NDの設定を確認するとマイクゲインが80になっていました(標準は50)。
ゲインを下げてみたところ聞きやすくなってきたので、さらに調整してマイクゲイン20辺りで良い感じになりました。
(SSBの場合です。AM、FMは試していません)

今回ケースはタカチのSW-50を使いました。
LANのジャックを使わなければ、もっとコンパクトにできますけどね。

ケース加工していざ収めようとしたら、ギリギリ入らず(^^;

基板を少しだけカットして何とか収まりました。
ケースの蓋にコンデンサマイク用の穴を開けましたが、風防代わりに不織布を貼ってみたところ、音声が籠った感じになって少し聞きずらい感じでしたので、最終的にはマイクむき出しにしました。

標準マイクとの比較。
結構コンパクトになりました。
音質自体は標準マイクの方が好みなんですが、担ぎ上げるとなるとやっぱりコンパクトな方がいいですよね。
因みに重さは標準マイク170g強ですが、今回作ったマイクは45gでした。
〈2023/1/4追記〉
FMの送信テストを行いました。
QSOパーティーでローカル局に聞いていただき、ゲインの調整をしました。
当初FMゲインは50でしたが、SSBと同じ20に下げたところ、聞きやすくなったが、もっと下げてもいいかもしれないとの事。
最終的に5まで下げたらかなり良くなったとの事です。
〈2022/1/6/追記〉
折角なのでAMもゲイン調整してみました。
FT-817NDで送信、IC-705で受信・録音して聞き比べました。
始めAMマイクゲイン50だと何を言っているか判りませんでした。
最終的に4が一番良かったです。
因みに付属マイクでも4が一番聞き取りやすかったのですが、ゲインを下げている分、音量が小さくなる為、大声で話さないとダメです。AMに関していえば付属マイクよりいい感じです。
あと、FT-818NDも念のために確認しました。
基本的に何も変わらないだろうと思っていましたが、実際にやってみると微妙に違いがありました。
使用しているパーツが違うからでしょうか。
それと、FT-818NDのAMはPTTを押してすぐに話し始めても最初のうちは変調が乗りません。
PTTを押して一呼吸於いてからでないと聞こえませんでした。
FT-818NDはPTTを押した瞬間、針が少し動きますが、一旦下がってからジワジワと上昇しています。
下はFT-817ND
FT-817NDは問題無く、PTTを押した瞬間からキャリアがでているのが判ります。

仕方ないので以前から作ろうと思っていたFT-817NDの小型マイクを仕事の合間に作ってみました。
(KX2を購入してからFT-817NDの出番が殆んど無くなった為、後回しになっていました)
回路はJA1CTCさんのブログを参考にさせていただきました。


とりあえずブレッドボード上で組んで動作確認。
IC-705やKX2のように電源につながずに使えないかと試してみましたが、やっぱりダメですね。
とりあえず手持ちのLANケーブルを使ってみましたが、太くて取り回しがイマイチです。

という事で、ダイソーの平ケーブルを買ってきました。

ただ、皮むきが大変。線も細いし。

一応動作確認はできましたが、線が細すぎてすっぽ抜けてしまいます(^^;
それと、LAN線を直接マイクに半田付けすると、ザックに入れた際マイクの根元でLAN線が痛みそうな気がしました。
マイクにLANのジャックを付けた方が無難な気がします。LAN線だけ交換もできるし。

という事で秋月のDIP化キットを購入。

LAN線も細い物がありました。

基板に取り付けてみました。
出来るだけ高さを抑えるためにDIP基板の裏の余計な突起は全てカットしました。

裏側はエナメル線で配線。

とりあえず動作確認してみました。
FT-817NDから送信してIC-7300で受信・録音してノーマルマイクとの違いを聞き比べてみましたが、何故か自作マイクはかなり聞き取りにくい。
もちろん付属マイクとは音質は全く違いますが、音質というより何を言っているのか判りずらい感じです。
抵抗値を変えてみたり、コンデンサを変えたりしましたが、改善せず悩んでいましたが、FT-817NDの設定を確認するとマイクゲインが80になっていました(標準は50)。
ゲインを下げてみたところ聞きやすくなってきたので、さらに調整してマイクゲイン20辺りで良い感じになりました。
(SSBの場合です。AM、FMは試していません)

今回ケースはタカチのSW-50を使いました。
LANのジャックを使わなければ、もっとコンパクトにできますけどね。

ケース加工していざ収めようとしたら、ギリギリ入らず(^^;

基板を少しだけカットして何とか収まりました。
ケースの蓋にコンデンサマイク用の穴を開けましたが、風防代わりに不織布を貼ってみたところ、音声が籠った感じになって少し聞きずらい感じでしたので、最終的にはマイクむき出しにしました。

標準マイクとの比較。
結構コンパクトになりました。
音質自体は標準マイクの方が好みなんですが、担ぎ上げるとなるとやっぱりコンパクトな方がいいですよね。
因みに重さは標準マイク170g強ですが、今回作ったマイクは45gでした。
〈2023/1/4追記〉
FMの送信テストを行いました。
QSOパーティーでローカル局に聞いていただき、ゲインの調整をしました。
当初FMゲインは50でしたが、SSBと同じ20に下げたところ、聞きやすくなったが、もっと下げてもいいかもしれないとの事。
最終的に5まで下げたらかなり良くなったとの事です。
〈2022/1/6/追記〉
折角なのでAMもゲイン調整してみました。
FT-817NDで送信、IC-705で受信・録音して聞き比べました。
始めAMマイクゲイン50だと何を言っているか判りませんでした。
最終的に4が一番良かったです。
因みに付属マイクでも4が一番聞き取りやすかったのですが、ゲインを下げている分、音量が小さくなる為、大声で話さないとダメです。AMに関していえば付属マイクよりいい感じです。
あと、FT-818NDも念のために確認しました。
基本的に何も変わらないだろうと思っていましたが、実際にやってみると微妙に違いがありました。
使用しているパーツが違うからでしょうか。
それと、FT-818NDのAMはPTTを押してすぐに話し始めても最初のうちは変調が乗りません。
PTTを押して一呼吸於いてからでないと聞こえませんでした。
FT-818NDはPTTを押した瞬間、針が少し動きますが、一旦下がってからジワジワと上昇しています。
下はFT-817ND
FT-817NDは問題無く、PTTを押した瞬間からキャリアがでているのが判ります。

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