簡易SWR計の検討(その1)
- 2023/01/14
- 08:52
以前購入したSW-3Bのパワーが出なくなって、色々バーツを取り寄せては、何とか修理しようと頑張っていましたが、やはり手におえず、昨年12月の頭に中国へ修理に出していました。
コロナの影響か中国国内の物流がかなり滞っていたようで時間が掛かりましたが、ようやく修理完了して発送したとの連絡がありました。
最近のリグはSWR計が内蔵されていることが多いですが、SW-3Bは入っていません。
いつも使っているVCHアンテナは給電部にSWRインジケーター付きのカプラーを付けているので大丈夫ですが、インジケーターの無いアンテナを使う為に簡易なSWR計があると便利だなと思い検討開始しました。
(普段使っているSWRインジケーターは、チューニングとスルーとの切替が必要でなので出来上がりサイズが少し大きくなってしまいます)
海外のキットでTinySWRという物が有る事を教えていただきました。
基板を起こせばここまでコンパクトにできるのでしょうけど、ユニバーサル基板だとチョット大きくなりそう。
ネットで制作例を探していて見つけたのがJA1XRQ局のこちらのページです。
一番最後に出ている回路がTinySWRのLED数を減らした感じです。
これならかなりコンパクトに出来そうです。
とりあえず一番簡単そうな物から作ってみようとおもいましたが、その前に測定器を何とかしないといけません。
SWRがどの程度でLEDが点くのか、消えるのか都度確認の必要があります。
普段使っているSWR&パワー計はリグに接続しているので、イチイチ取り外して使用するのが面倒なので、何かいいものないかと物色。
AKC(アマチュア・キット・クリエイターズ)のJL1VNQ局が頒布しておられるSWR&Power計を見つけました。
0.5W~20Wまで使えるので、ちょっとした実験には使いやすそうです。

制作はそれ程難しく無く、調整も簡単でした。

1点だけ、LCDの足を入れる穴がわずかにズレていて入らなかったのでリューターで少し削りました。

とりあえずJA1XRQ局の回路で実験。
緑LED:進行波
赤LED:反射波
SWRが高いと赤LEDが点灯(緑はあまり光らない)、下がると赤LEDが消灯(緑が点灯)する様子が判ります。
ただ、回路の特性上、入力電力に大きく左右されるようです。
今回使用した疑似負荷(可変抵抗)は1W以上入力すると煙を吹くので1W以下での実験でした。
実用にするには2~5W程度で使用できるようにする必要があります。
また、周波数依存があるようで、動画では7MHzで実験していましたが、上の方のバンドになると緑LEDが全く点きません。

因みに緑LED(進行波)を無くし、赤LED(反射波)だけで実験してみると高い周波数まで見れますが、7MHzではSWR1.0
で消灯していたものが、28MHzではSWR2程度で消灯してしまいました。
TinySWRも使用するLEDやダイオードの仕様が決められていて、微妙なバランスの上に成り立っているようです。
ただ、ある程度入手が容易なパーツでないと難しいですよね。
もう少し、色々調べて実験してみようと思います。
本当は3.5MHz~28MHz5W程度で使用可能がものがいいのですが、SW-3Bは7、10、14MHzの3バンド機なので、この3バンドのみに絞って5W対応できるような物でもいいかもしれません。
コロナの影響か中国国内の物流がかなり滞っていたようで時間が掛かりましたが、ようやく修理完了して発送したとの連絡がありました。
最近のリグはSWR計が内蔵されていることが多いですが、SW-3Bは入っていません。
いつも使っているVCHアンテナは給電部にSWRインジケーター付きのカプラーを付けているので大丈夫ですが、インジケーターの無いアンテナを使う為に簡易なSWR計があると便利だなと思い検討開始しました。
(普段使っているSWRインジケーターは、チューニングとスルーとの切替が必要でなので出来上がりサイズが少し大きくなってしまいます)
海外のキットでTinySWRという物が有る事を教えていただきました。
基板を起こせばここまでコンパクトにできるのでしょうけど、ユニバーサル基板だとチョット大きくなりそう。
ネットで制作例を探していて見つけたのがJA1XRQ局のこちらのページです。
一番最後に出ている回路がTinySWRのLED数を減らした感じです。
これならかなりコンパクトに出来そうです。
とりあえず一番簡単そうな物から作ってみようとおもいましたが、その前に測定器を何とかしないといけません。
SWRがどの程度でLEDが点くのか、消えるのか都度確認の必要があります。
普段使っているSWR&パワー計はリグに接続しているので、イチイチ取り外して使用するのが面倒なので、何かいいものないかと物色。
AKC(アマチュア・キット・クリエイターズ)のJL1VNQ局が頒布しておられるSWR&Power計を見つけました。
0.5W~20Wまで使えるので、ちょっとした実験には使いやすそうです。

制作はそれ程難しく無く、調整も簡単でした。

1点だけ、LCDの足を入れる穴がわずかにズレていて入らなかったのでリューターで少し削りました。

とりあえずJA1XRQ局の回路で実験。
緑LED:進行波
赤LED:反射波
SWRが高いと赤LEDが点灯(緑はあまり光らない)、下がると赤LEDが消灯(緑が点灯)する様子が判ります。
ただ、回路の特性上、入力電力に大きく左右されるようです。
今回使用した疑似負荷(可変抵抗)は1W以上入力すると煙を吹くので1W以下での実験でした。
実用にするには2~5W程度で使用できるようにする必要があります。
また、周波数依存があるようで、動画では7MHzで実験していましたが、上の方のバンドになると緑LEDが全く点きません。

因みに緑LED(進行波)を無くし、赤LED(反射波)だけで実験してみると高い周波数まで見れますが、7MHzではSWR1.0
で消灯していたものが、28MHzではSWR2程度で消灯してしまいました。
TinySWRも使用するLEDやダイオードの仕様が決められていて、微妙なバランスの上に成り立っているようです。
ただ、ある程度入手が容易なパーツでないと難しいですよね。
もう少し、色々調べて実験してみようと思います。
本当は3.5MHz~28MHz5W程度で使用可能がものがいいのですが、SW-3Bは7、10、14MHzの3バンド機なので、この3バンドのみに絞って5W対応できるような物でもいいかもしれません。
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