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簡易SWR計の検討(その3)

先日から検討している簡易SWR計ですが、普段使用しているVCHアンテナの給電部のチューナーに仕込んだLEDマッチを単体で作ってみました。

簡易SWR計/回路図
ブリッジ回路になっており、アンテナ側が50Ωになると均衡が取れて回路に電流が流れなくなりLEDが消灯します。

その前に、51Ω(2W)の抵抗を取り寄せてみたところ、結構上振れしていました。
なので、できるだけ50Ωに近づけるように下振れしていた方がよいので、別のところで再度調達。

簡易SWR計/51Ω抵抗
左が再度調達したもの。大体50.7~50.9Ωでした。
右は51.2Ωを超えているのが多数。
どちらも±5%の製品なので規定内ではあるので製品的には問題ないのですが。
製造ロットにもよるのでしょうかね。
低い値の物の中からほぼ同じ値の物をピックアップして使用。

簡易SWR計/LEDマッチ
とりあえず基板に組付け。

簡易SWR計/ケース加工
続いてケース加工。
タカチのSW-40です。

簡易SWR計/組付け
実際にケースに入れて見ると、抵抗の高さがわずかに高く蓋が閉まらないので少々曲げたり。
コネクタのネジが基板に当たるので、基板をカットしたり・・・・。
なんとか納める事ができましたが、動作確認してみたらダメ・・・。
どこか配線を間違えたみたいです。
仕方ないのでバラシてもう一度やり直し。

簡易SWR計/完成
無事完成しました。

ただ、このLEDマッチはSWR1.0は判りますが、1.2とか1.5とか2.0を超えてるとかは判りません。
GAWANTアンテナのようなチューニング機能があるアンテナの場合は有効ですが、それ以外のアンテナの場合はSWRがどの程度なのかが分かった方がいいので、やはりTinySWRのような回路が必要だなと思いました。
TinySWRの基板はアメリカから取り寄せているので、届いたら実験してみたいと思います。
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プロフィール

かつお

Author:かつお
3.11震災を機にアマチュア無線を始めました。
私立文系出身、事務方サラリーマンなので理屈は分からないですが、「とりあえずやってみる」であれこれ実験して遊んでます。

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