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BlinkySWRのケース加工

先日制作したBlinkySWRですが、むき出しのままではフィールドに持って行けないし、コネクタもBNCにしたいので、ケースに入れてみました。
また、測定が終わったらBlinkySWRをスルーするスイッチも付けました。
(ブリッジ回路を利用しているので測定中はパワーが1/4になります)

以前作ったLEDマッチと同じタカチのSW-40を使おうかと思っていましたが、微妙にサイズが合いませんでした。
仕方がないのでケース探しからスタート。

Blinky/MB-4-2-3
丁度良いケースがありました。タカチのMB4-2-3。
縦横外径はSW-40と同じですが1mm厚のアルミなので内径はSW-40より広いです。

Blinky/ピッタリ
BlinkySWRにピッタリ。

Blinky/加工
ケース加工の途中経過の写真を撮り忘れました。
基本的に現物合わせで、各バーツをどこに配置するか考えながら加工しました。
BNCコネクタ部の加工がガタガタですが、見えない部分なので気にしない。

Blinky/グランド
BlinkySWRはBNCコネクタのグランド端子に半田付けしただけで特に固定はしていません。宙に浮かせた状態です。

Blinky/配線
最後にスイッチ配線。

Blinky/回路
汚くてスミマセン。配線図はこんな感じです。

Blinky/完成
とりあえず完成しました。

一旦、動作確認をしてみました。

IC-705で5W送信。測定中は約1.2Wになっていますが、BlinkySWRをスルーすると5Wが確認できました。


次に庭で普段使っているアンテナを使って実際にSWRの調整をしてみました。
Blinky/VCH
VCHアンテナを立ててSWR測定。

すると突然SWR1.0であるにもかかわらずHigh-SWR表示になってしまいました。
壊れたかな?なんで?
と思いましたが、事前にあれこれテストをしていてSMAコネクタを付けたり外したりを繰り返していたら、基板のスルーホール内の銅箔を剥がしてしまい、修復するのに四苦八苦していたので、そこが怪しいと思い、ハンダをやり直したら、無事復帰。

再度庭で動作確認をしてみたところ、バンドによってSWR1.0でもBlinkySWRの表示はSWR1.1や1.2の表示を示します。
特に高い周波数程その傾向が強く、28MHzではLED1とLED2が完全に点灯(SWR1.3)の表示になります。
恐らく周波数が高くなると伝送経路のインピーダンスの少しの狂いが影響するものと思われます。
ただ、各バンドでのひかり方を事前に確認しておけば、SWR1.0なのか1.5なのかは判別できるので慣れれば問題なさそうです。
以前作ったLEDマッチだとSWR1.0は判りますが、SWRが高い場合にどの程度高いのかが判らないのでBlinkySWRの方が扱いやすそうです。

Blinky/シール
最後に透明のステッカーシートにSWR&パワーを印刷したステッカーを貼って完成。(表示窓の保護も兼ねてます)

Blinky/比較
右側の物は先日作ったLEDマッチです。
実装部品が大きいので各バーツ配置の取り合いで四苦八苦しましたが、それに比べると楽でした。
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プロフィール

かつお

Author:かつお
3.11震災を機にアマチュア無線を始めました。
私立文系出身、事務方サラリーマンなので理屈は分からないですが、「とりあえずやってみる」であれこれ実験して遊んでます。

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