黒尾山(SOTA JA/HG-020)
- 2023/05/21
- 21:45
本日は兵庫県宍粟市の黒尾山(SOTA JA/HG-020)で運用してきました。
天気予報は一日中晴れとの事でしたが、天気図を見ると本当かな~?という感じです。
早朝車で走っていると霧が出ていて晴れるのかよく判らない天候でしたが、結局雨には合わず、午後からはいい天気になりました。

登りは滝や虚空蔵尊等見ながらのんびり登り、下りは赤ラインのルートで降りるつもりでしたが、途中から道が無くなってしまいました。何とか降りられないかとルートを探りましたが、かなりの急勾配(ほぼ崖地)で危険と判断。
仕方なく再度黒尾山まで戻り、尾根伝いに降りました。
登り1時間55分、下山時ロス1時間30分、下山1時間10分でした。

国道29号線から脇道に入り林道入り口の獣除けの柵を開けて進みます。

少し走ると第3駐車場と書かれた場所があったので一旦ここに駐車。
身支度しようと車から降りて後ろへ回ると、足にヤマビルが2匹(^^;
この山域でヤマビルが居るとは思っていなかったのでビックリ。
とりあえずレインウェアを着こんで足元にはゲイターを付けて、ヒル除けスプレーをかけて完全武装で出発。

ここからしばらく林道歩きになりますが、少し歩いたところ道は全く荒れておらず、車で上がれそうだったので駐車場に戻り再度車で移動。

第一駐車場まで来ました。
既に一台車が停まっていました。
ここから登山口までは直ぐです。

途中綺麗な沢を見ながら林道歩き。

黄色い花が咲いていました。名前は判りませんがマメ科の植物っぽいです。

登山口へ到着。
この看板の後ろ側にも車を停めるスペースが有りました。
下山時にはジムニーが停まっていました。

右コースから登ります。
登山道は基本的に判り易かったですが、不動滝を過ぎた先のカーブが判りにくかったです。
私が案内表示を見落としたのかもしれませんが、曲がるところがなかなか見つけられませんでした。

登っていると日が射してきました。
このまま晴れると暑くなりそう。

途中にあった小さな滝です。

不動滝に到着。

脇には不動明王が祀られていました。

そのまま滝の横を登り滝の上を目指します。

滝の上に出ました。
ここからしばらく緩やかになります。

虚空蔵尊です。
この辺りからはヤマビルの姿は見なくなりました。
沢沿いを歩いている時は登山道をヤマビルがピコピコ這いまわっていますし、直ぐに足にくっついてきます。

山頂近くに行者尊と書かれた看板があったのでチョット寄り道。
大きな岩の左側に仏像らしき物がありました。

近づいてみると行者尊だそうです。
ここから山頂は直ぐですが、最後の急勾配が結構キツイです。
歩き出した途端、SOTA JA/OS-002三国山で運用するJQ3AJX局の声がハンディー機から聞こえたので、大急ぎで山頂目指します。

馬酔木の藪を掻き分けると広い山頂です。
奥に見えるのは廃墟となった電波塔です。

到着。
何とかJQ3AJX局との交信を終え、HF運用準備を始めるとハイカーが一人登って来られました。
私が下山時に通ろうと思っていた方向から来られたので道を尋ねて、あれこれ会話していると、過去に何度か交信させていただいたJS3IKM局でした。ビックリ。

しばらくお話しをした後、記念写真。
ありがとうございました。

VCHアンテナを上げて運用スタート。
今日は18MHzからスタートしましたが、国内外から呼ばれました。
続いて21MHzに出ましたがこちらはさっぱり。
7MHzはビックリするくらい呼ばれません。夏枯れ?
その後は他のアクティベーターの追っかけをしていましたが、日が強くなってきて暑いのでボチボチ終了しようかと思った瞬間、ハンディー機から別府市の信号がフルスケールで入ってきました。
聞いたことのあるコールサインだなと思ったら、過去何回か交信させていただいている局でした。
日田市の釈迦ヶ岳や中津市の八面山から出ておられた際に何れも433MHzFMで交信でした。

今回は別府市の鶴見岳だそうです。距離は約350km程。ダクトが出ていたんでしょうね。
ロープウェー山頂駅の横でモービルホイップに10Wとの事。
やはり夏が近づくと433MHzでも思いもよらない遠距離交信が出来るので楽しいですね。

11半頃撤収完了。

朝は雲で何も見えませんでしたが、撤収時には晴れて良く見えました。
左奥が氷ノ山、右側に段ヶ峰や藤無山があるようですが、どれがどれだかさっぱり判りませんでした(^^;
景色を見ているとSI-004武奈ヶ岳運用のJA3NAP局の声がハンディー機から聞こえたので最後にS2Sをして下山開始。

電波塔の廃墟の裏側から降りていきます。(山崎町方面)

途中景色の良い所がありました。

分岐です。左上から降りてきて、右側の道を進みます。

綺麗な赤い花が咲いていました。
花、葉の形はドウダンツツジのようですが、こんなに赤いドウダンツツジは見た事がありません。また別の植物なのかな?

この道は昔、杉の木を伐採するために作られた作業道のようです。道幅もそれなりにあるので歩きやすいですが、殆んど誰も通っていないようで、所々木が覆いかぶさっていました。

問題の峠まできました。
地理院地図には左右に横断する道が描かれているのですが、どうも道らしきものがありません。

下をのぞき込むとかなりの急坂です。
ただ杉を植林しているのだから、何とかなるだろうと急坂を斜めに降りていきました。
あっちへウロウロ、こっちへウロウロ。
下へ下がるほど勾配がキツクなり、ほぼ崖の様になっていました。
杉林は無くなり自然林です。
これはチョット危険だなという事でどうするかしばし思案。
安全なのは黒尾山へ戻る事ですが、崖に近い急勾配をバランス崩さないように降りるだけでも太腿の筋肉が悲鳴を上げているのに、また急勾配を登るのかと思うと考えるだけで疲れます。(既に標高200m程は下ってきています)
なんとか降りられそうな場所は無いかと右に左にウロウロしていましたが、やっぱり何処も危険です。
どうしようも無いので重たい足をなんとか持ち上げて黒尾山へ引き返しました。

再び黒尾山山頂。
もうクタクタ
残しておいたオニギリを食べてしばし休憩。
結局1時間30分程ロスしてしまいました。

下りは途中から中央コースと書かれたルートで降りました。
事前に調べたところでは、かなりの急勾配との事でしたが、登りのコースはヤマビルだらけなのでもう通りたくありません。

なんとか林道に出ました。
最後の方は道が有るのか無いのかよく判らないようなところでした。

林道脇に白い花が咲いていました。
ウツギでしょうか?

下山完了。
駐車場所横の沢で頭から水を被ってスッキリ。
この後車に戻って帰り支度をしていると、またヤマビルが2匹くっついてきました(^^;

標高グラフです。
無駄に歩いて7km程の工程になりました。
山頂でアイボールしたJS3IKM局の話では、北西側からのルートは今の時期ジキタリスが咲き乱れとても綺麗だそうです。
生憎今年は既にシーズンは終わったようですが、次回登るなら北西側からの方が良さそうです。
〈本日の運用結果〉
7MHz 2局(JAのみ(S2S:1)
10MHz 2局(JAのみ)
18MHz 14局(JA:12(S2S:2)、台湾:1、オーストラリア:1)
21MHz 1局(JA)
433MHz 5局(S2S:4)
Equipment
Rig : KX2(5W) , TH-D74(5W)
Ant : VCH , SRH771
天気予報は一日中晴れとの事でしたが、天気図を見ると本当かな~?という感じです。
早朝車で走っていると霧が出ていて晴れるのかよく判らない天候でしたが、結局雨には合わず、午後からはいい天気になりました。

登りは滝や虚空蔵尊等見ながらのんびり登り、下りは赤ラインのルートで降りるつもりでしたが、途中から道が無くなってしまいました。何とか降りられないかとルートを探りましたが、かなりの急勾配(ほぼ崖地)で危険と判断。
仕方なく再度黒尾山まで戻り、尾根伝いに降りました。
登り1時間55分、下山時ロス1時間30分、下山1時間10分でした。

国道29号線から脇道に入り林道入り口の獣除けの柵を開けて進みます。

少し走ると第3駐車場と書かれた場所があったので一旦ここに駐車。
身支度しようと車から降りて後ろへ回ると、足にヤマビルが2匹(^^;
この山域でヤマビルが居るとは思っていなかったのでビックリ。
とりあえずレインウェアを着こんで足元にはゲイターを付けて、ヒル除けスプレーをかけて完全武装で出発。

ここからしばらく林道歩きになりますが、少し歩いたところ道は全く荒れておらず、車で上がれそうだったので駐車場に戻り再度車で移動。

第一駐車場まで来ました。
既に一台車が停まっていました。
ここから登山口までは直ぐです。

途中綺麗な沢を見ながら林道歩き。

黄色い花が咲いていました。名前は判りませんがマメ科の植物っぽいです。

登山口へ到着。
この看板の後ろ側にも車を停めるスペースが有りました。
下山時にはジムニーが停まっていました。

右コースから登ります。
登山道は基本的に判り易かったですが、不動滝を過ぎた先のカーブが判りにくかったです。
私が案内表示を見落としたのかもしれませんが、曲がるところがなかなか見つけられませんでした。

登っていると日が射してきました。
このまま晴れると暑くなりそう。

途中にあった小さな滝です。

不動滝に到着。

脇には不動明王が祀られていました。

そのまま滝の横を登り滝の上を目指します。

滝の上に出ました。
ここからしばらく緩やかになります。

虚空蔵尊です。
この辺りからはヤマビルの姿は見なくなりました。
沢沿いを歩いている時は登山道をヤマビルがピコピコ這いまわっていますし、直ぐに足にくっついてきます。

山頂近くに行者尊と書かれた看板があったのでチョット寄り道。
大きな岩の左側に仏像らしき物がありました。

近づいてみると行者尊だそうです。
ここから山頂は直ぐですが、最後の急勾配が結構キツイです。
歩き出した途端、SOTA JA/OS-002三国山で運用するJQ3AJX局の声がハンディー機から聞こえたので、大急ぎで山頂目指します。

馬酔木の藪を掻き分けると広い山頂です。
奥に見えるのは廃墟となった電波塔です。

到着。
何とかJQ3AJX局との交信を終え、HF運用準備を始めるとハイカーが一人登って来られました。
私が下山時に通ろうと思っていた方向から来られたので道を尋ねて、あれこれ会話していると、過去に何度か交信させていただいたJS3IKM局でした。ビックリ。

しばらくお話しをした後、記念写真。
ありがとうございました。

VCHアンテナを上げて運用スタート。
今日は18MHzからスタートしましたが、国内外から呼ばれました。
続いて21MHzに出ましたがこちらはさっぱり。
7MHzはビックリするくらい呼ばれません。夏枯れ?
その後は他のアクティベーターの追っかけをしていましたが、日が強くなってきて暑いのでボチボチ終了しようかと思った瞬間、ハンディー機から別府市の信号がフルスケールで入ってきました。
聞いたことのあるコールサインだなと思ったら、過去何回か交信させていただいている局でした。
日田市の釈迦ヶ岳や中津市の八面山から出ておられた際に何れも433MHzFMで交信でした。

今回は別府市の鶴見岳だそうです。距離は約350km程。ダクトが出ていたんでしょうね。
ロープウェー山頂駅の横でモービルホイップに10Wとの事。
やはり夏が近づくと433MHzでも思いもよらない遠距離交信が出来るので楽しいですね。

11半頃撤収完了。

朝は雲で何も見えませんでしたが、撤収時には晴れて良く見えました。
左奥が氷ノ山、右側に段ヶ峰や藤無山があるようですが、どれがどれだかさっぱり判りませんでした(^^;
景色を見ているとSI-004武奈ヶ岳運用のJA3NAP局の声がハンディー機から聞こえたので最後にS2Sをして下山開始。

電波塔の廃墟の裏側から降りていきます。(山崎町方面)

途中景色の良い所がありました。

分岐です。左上から降りてきて、右側の道を進みます。

綺麗な赤い花が咲いていました。
花、葉の形はドウダンツツジのようですが、こんなに赤いドウダンツツジは見た事がありません。また別の植物なのかな?

この道は昔、杉の木を伐採するために作られた作業道のようです。道幅もそれなりにあるので歩きやすいですが、殆んど誰も通っていないようで、所々木が覆いかぶさっていました。

問題の峠まできました。
地理院地図には左右に横断する道が描かれているのですが、どうも道らしきものがありません。

下をのぞき込むとかなりの急坂です。
ただ杉を植林しているのだから、何とかなるだろうと急坂を斜めに降りていきました。
あっちへウロウロ、こっちへウロウロ。
下へ下がるほど勾配がキツクなり、ほぼ崖の様になっていました。
杉林は無くなり自然林です。
これはチョット危険だなという事でどうするかしばし思案。
安全なのは黒尾山へ戻る事ですが、崖に近い急勾配をバランス崩さないように降りるだけでも太腿の筋肉が悲鳴を上げているのに、また急勾配を登るのかと思うと考えるだけで疲れます。(既に標高200m程は下ってきています)
なんとか降りられそうな場所は無いかと右に左にウロウロしていましたが、やっぱり何処も危険です。
どうしようも無いので重たい足をなんとか持ち上げて黒尾山へ引き返しました。

再び黒尾山山頂。
もうクタクタ
残しておいたオニギリを食べてしばし休憩。
結局1時間30分程ロスしてしまいました。

下りは途中から中央コースと書かれたルートで降りました。
事前に調べたところでは、かなりの急勾配との事でしたが、登りのコースはヤマビルだらけなのでもう通りたくありません。

なんとか林道に出ました。
最後の方は道が有るのか無いのかよく判らないようなところでした。

林道脇に白い花が咲いていました。
ウツギでしょうか?

下山完了。
駐車場所横の沢で頭から水を被ってスッキリ。
この後車に戻って帰り支度をしていると、またヤマビルが2匹くっついてきました(^^;

標高グラフです。
無駄に歩いて7km程の工程になりました。
山頂でアイボールしたJS3IKM局の話では、北西側からのルートは今の時期ジキタリスが咲き乱れとても綺麗だそうです。
生憎今年は既にシーズンは終わったようですが、次回登るなら北西側からの方が良さそうです。
〈本日の運用結果〉
7MHz 2局(JAのみ(S2S:1)
10MHz 2局(JAのみ)
18MHz 14局(JA:12(S2S:2)、台湾:1、オーストラリア:1)
21MHz 1局(JA)
433MHz 5局(S2S:4)
Equipment
Rig : KX2(5W) , TH-D74(5W)
Ant : VCH , SRH771
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