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FT-857DMの消費電流

備忘録です。

以前144MHzで赤道横断伝搬の実験の際、FT-81.NDやIC-705にリニアを繋いで運用していましたが、リニアも古い物で、段々パワーが出なくなってきました。
50Wのオールバンド・オールモード機はIC-7000を持っているのですが、山で運用するには消費電力が大きすぎて不向きです。
という事で5月の終わりにFT-857DMの程度の良い個体を入手しました。

FT-857DM/開封
早速規定のパワーが出ているか、消費電流がどの程度か測定しようと思いましたが、SX-600(SWR&Power計)が壊れていて測定できず。

SX-600を修理に出している間、少し弄って遊んでいましたが、やはり古いリグだけあって使い勝手の悪い部分があります。
FT-857DM/LAN
マイクを装着するにはセパレートになったコントロール部をイチイチ外さないといけないは、あまりに面倒なので、短いLANケーブルを買ってきて付けたままにすることにしました。

CW用のフィルターが無いので、先日FT-818ND用に購入したフィルターキットを入れようかと思っていましたが、なんと純正のフィルターを分けていただける事になりました。
FT-857DM/装着
CW用の500Hzと300Hz両方を送っていただきました。


その後しばらく放置していたのですが、一昨日SW-600が修理から帰ってきたので測定開始。

受信時の消費電流は約0.6A
送信時の消費電流は13.8Vの時とバッテリー運用を想定して12Vの2パターン測定。

FT-857DM/基準電圧
13.8Vの時、50Wでは10~12A程の消費のようです。
144MHzのパワーが少し低いです。

FT-857DM/12V
12Vでの消費電流は13.8V時とあまり変わりませんでした。若干下がる程度。

これなら手持ちのリチュームフェライトバッテリー(9Ah)でも2時間程度は運用できそうです。
30Wまで下げれば8A程度のようなのでさらに運用時間も伸ばせそう。

以前手持ちのリチュームフェライトバッテリー(9Ah)でIC-7000がどの程度使用できるかテストを行った事がありますが、フルパワーでひたすらCQを出し続けて45分でした。
FT-857DM/IC7000テスト
IC-7000の消費電流は受信時1.3A程度、フルパワー送信時13~14A程度なのですぐにバッテリー切れになります。
普通の運用であれば、ひたすらCQを出し続けることは無いので、実際には1時間以上もつと思いますが。



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かつお

Author:かつお
3.11震災を機にアマチュア無線を始めました。
私立文系出身、事務方サラリーマンなので理屈は分からないですが、「とりあえずやってみる」であれこれ実験して遊んでます。

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